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【2025年版】SNSキャンペーン成功事例15選!トレンドや注意点も解説

【2025年版】SNSキャンペーン成功事例15選!トレンドや注意点も解説


山﨑伊代

Nov 25, 2025

「SNSで認知を広げたいけれど、どんなキャンペーンを実施すればいいかわからない」

「他社の成功事例を参考にしたいが、自社に合った施策が見つからない」

このような悩みを抱えている企業のマーケティング担当者も多いのではないでしょうか。

その解決に重要になってくるのが、目的に合わせたSNSキャンペーンの設計です。適切なプラットフォームを選び、ユーザーが参加したくなる企画を実施することで、認知拡大やエンゲージメント向上につながります。

本記事では、SNSキャンペーンの最新トレンドや実施ステップ、SNS別の成功事例15選などを詳しく解説します。

SNSキャンペーンとは?

SNSキャンペーンとは、X(Twitter)やInstagram、TikTokといったSNSを活用し、商品・サービスの認知拡大やユーザーとの関係構築を目的としたプロモーション活動を指します。SNSマーケティングの一つで、フォローやいいねで応募できる懸賞や、ハッシュタグ投稿を促す参加型企画などが代表例です。

SNSの利用は消費者にとっても企業側にとっても一般的になりつつあります。

令和5年通信利用動向調査の結果

引用:総務省「令和5年通信利用動向調査の結果


総務省の「令和5年通信利用動向調査」によると、インターネット利用者のうち約8割がSNSを利用しています。

続いて企業側のSNSに対する考えはどうでしょうか。

企業によるソーシャルメディアの役割の2025年における変化

引用:2025年ソーシャルメディアの最新状況 | Meltwater

Meltwaterの調査では、日本企業のマーケティング担当者の約69%が「2025年もソーシャルメディアの役割は重要または非常に重要になる」と回答しました。ソーシャルメディアとは、SNSをはじめ、ブログや動画共有サービスなども含まれたメディアのことです。SNSは利用者が多いことからも、今後もマーケティングになくてはならないものになるでしょう。



SNSキャンペーンの目的

日本のマーケティング担当者がソーシャルメディアを利用する目的には、Meltwaterの調査によると以下のようなものがありました。

企業がSNSを利用する目的

引用:2025年ソーシャルメディアの最新状況 | Meltwater

上位に挙がった目的は以下の通りです。

  • ブランド認知の向上
  • 顧客とつながるため
  • 新規顧客の獲得
  • Webトラフィックの増加

どの目的も最終地点は売上の増加といえるでしょう。ソーシャルメディアでより多くの人にブランドや商品を知ってもらうことで、ECサイトや実店舗への流入が促進されたり、新規顧客やリピーターが増加したりすることが期待できます。顧客のロイヤルティが向上すれば、ポジティブな口コミや投稿が増え、売上の安定につながるでしょう。


SNSキャンペーンのメリット3つ

SNSキャンペーンのメリット3つ

SNSキャンペーンを実施するメリットとして、以下の3つが挙げられます。

  • 高い拡散力で認知拡大につながる
  • エンゲージメント率が上がる
  • UGCの創出を促進できる

それぞれ詳しく解説します。

高い拡散力で認知拡大につながる

SNSキャンペーンを実施すれば、短期間で多くの人に情報を届けられます。リポストやシェア、ハッシュタグ投稿を行うことで、ユーザーのフォロワーへと情報が広がる「2次拡散」が起こるからです。

また、SNSを利用しているユーザー数が多いことも拡散力が高い理由の一つです。総務省の「令和5年通信利用動向調査の結果」によると日本国内で8割の人がSNSを利用しているため、キャンペーンを通じて幅広い層へアプローチできます。

▶︎あわせて読みたい:バズマーケティングとは?代表的な5つの手法と成功事例を解説

エンゲージメント率が上がる

SNSキャンペーンは、エンゲージメント率を上げるのにも効果的です。エンゲージメント率とは、「いいね」「シェア」「フォロー」「コメント」などの反応をどのくらい獲得したかを示すもので、ユーザーとのつながりの強さともいえます。

SNSキャンペーンはフォローやいいねを参加条件とすることが多く、エンゲージメント率を上げるのに絶好の機会です。フォロワーが増えれば継続的なアピールが可能となり、エンゲージメント率が上がればアルゴリズムによりSNS上でブランドの露出を増やすこともできます。

UGCの創出を促進できる

SNSキャンペーンでハッシュタグ付き投稿や写真投稿を応募条件にすることで、ユーザーによるコンテンツ(UGC:User Generated Content)を増やすことができます。UGCは、商品やサービスの利用を検討中のユーザーにとって貴重な判断材料となり、購買の後押しになります。

また、集まったUGCを公式サイトや広告素材などで2次利用すれば、キャンペーン終了後もマーケティング施策に活用できます。

▶︎あわせて読みたい:UGCとは?注目される背景や活用するメリット・手順・成功事例を紹介

SNSキャンペーンの最新トレンド3つ

SNSキャンペーンの最新トレンドを3つ紹介します。

診断・クイズ型コンテンツ

キャンペーンの一つが、診断やクイズに答えて応募する形式です。ユーザーは選択肢から選んだ答えをコメントとして送ったり、選択肢によっていいねやシェアをしたりすることで参加できます。

診断・クイズ型コンテンツ

参照:LUMIURGLAS(Instagram)

コスメブランドのLUMIURGLASは5周年記念キャンペーンとして、クイズを出題し、正解者に賞品をプレゼントする企画を実施しました。3日間すべて参加して全問正解すると、全商品セットが当たるWチャンスも用意されています。クイズを通じて商品の特徴を自然に伝えながら、3日間という複数回の参加を促すことで、認知を強化しているのが特徴的な事例です。

投票・投稿型キャンペーン

好きな商品への投票や、テーマに沿った写真や動画などの投稿をハッシュタグ付きで促すキャンペーンです。ユーザーの意見を企業が直接受け取れたり、UGCが増えたりすることがメリットです。

ローソンの「推しおにぎり総選挙2025」

引用:ローソン(X)

ローソンの「推しおにぎり総選挙2025」では、好きな種類のおにぎりに投票するキャンペーンが行われました。投票する際にユーザーがおにぎりの一覧を見るため、どのようなラインアップがあるか示すことができ、商品の宣伝としても効果がある事例です。

AR(拡張現実)コンテンツ

AR技術を活用し、スマートフォンのカメラを通じて仮想コンテンツを体

織ちゃんのレシートARおみくじ

引用:au(X)

auが実施した「織ちゃんのレシートARおみくじ」では、ローソンのレシートにスマートフォンのカメラを近づけると、ARで運勢が占えます。また、おみくじ結果の画像を「#みんなでハピろー」をつけて投稿すると、抽選で10名にau PAY残高10,000円分が当たります。宣伝色がなく、楽しい体験を通じてブランドイメージの向上が期待できます。

SNSキャンペーンの種類・特徴

SNSキャンペーンは、プラットフォームごとに特徴や向いている施策が異なります。ここでは主要5つのSNSについて、それぞれの特徴とキャンペーン手法を紹介します。

SNS主な特徴キャンペーンの主な参加条件
X(Twitter)10~30代のユーザーが多い。リポストによる拡散力が高い。・フォロー&リポスト
・フォロー&いいね
・フォロー&ハッシュタグ投稿
Instagram/td>10~30代のユーザーが多い。男性より女性の割合がやや高い。・フォロー&いいね
・フォロー&コメント
・フォロー&写真投稿
Facebook30~50代のユーザーが多い。実名制で信頼性が高い。・いいね&シェア
・ハッシュタグ投稿
TikTok10~20代のユーザーが多い。・フォロー&いいね
・フォロー&コメント
・ハッシュタグチャレンジ
LINE若年層から高年層まで全年代が利用。・友だち登録

参考:令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書

X(Twitter)キャンペーン

X(Twitter)は拡散力が高く、リアルタイム性に優れたSNSです。リポストされるとフォロワーのタイムラインにも表示されるため、情報が広がりやすく、短期間で多くのインプレッション数を獲得できます。キャンペーンは、「フォロー&リポスト」を参加条件とするのが一般的で、参加のハードルが低いため多くの応募を集められます

▶︎あわせて読みたい:X(Twitter)アナリティクスの見方や使い方、分析・活用方法を解説

▶︎MeltwaterのX(Twitter)関連ブログ

Instagramキャンペーン

Instagramは若い世代や女性ユーザーに多く利用されています。画像・動画で視覚的なアプローチがしやすいため、ハッシュタグ付きの写真投稿キャンペーンやフォトコンテストなど「ばえる」企画が人気です。

▶︎あわせて読みたい:インスタグラム企業アカウントとは?作り方・注意点・成功例を解説

▶︎MeltwaterのInstagram関連ブログ

Facebookキャンペーン

Facebookは実名登録制で、30代以上のユーザーが中心のSNSです。拡散力はX(Twitter)ほど高くありませんが、実名を使うことから口コミの信頼度が高いという特徴があります。XやInstagramのキャンペーンの宣伝として活用されることもあります。

▶︎あわせて読みたい:Facebookとは?特徴や企業が活用するメリット・コツを紹介

TikTokキャンペーン

TikTokは若年層をターゲットとするSNSです。縦型ショート動画に特化しており、他のSNSでは見られないような独自性の高いキャンペーンを実施できます。ハッシュタグチャレンジや楽曲使用(エフェクト使用)キャンペーンが代表的な手法です。

LINEキャンペーン

LINEは若年層から高年層まで全年代が利用するSNSです。拡散力はありませんが、プッシュ通知により、ユーザーへの高い到達率を誇ります。友だち登録キャンペーンが主流で、クーポン配布やスピードくじなど、既存顧客のロイヤルティ向上に向いています。

SNSキャンペーン実施までのステップ

SNSキャンペーン実施までのステップ

SNSキャンペーンを実施する際は、以下のステップで進めましょう。

  • 目的とターゲットを決める
  • KPIを設定する
  • キャンペーンを立案・実施する
  • 効果測定を行う

順番に解説します。

目的とターゲットを決める

SNSキャンペーンを始める前に、まず何のために実施するのかを明確にしましょう。認知拡大やフォロワー獲得などによって、企画内容が変わります。

目的が定まったら、次にターゲット層を設定します。年齢や性別、興味関心などを具体的に想定することで、どのSNSを使うべきか、どんなコンテンツが響くかが見えてきます。たとえば、10〜20代の女性向けならInstagramやTikTok、30代以上のビジネス層ならFacebookやX(Twitter)が適しているでしょう。目的とターゲットを明確にすることで、キャンペーンの方向性がブレなくなります。

▶︎あわせて読みたい:ターゲットオーディエンスとは?定義の方法と活用方法を解説

KPIを設定する

次にキャンペーンの成果を測るために、具体的なKPI(重要業績評価指標)を設定しましょう。数値目標があると、施策の効果を客観的に評価でき、キャンペーン終了後の振り返りがしやすくなります。

SNSキャンペーンでよく使われるKPIには、インプレッション数(投稿が表示された回数)、エンゲージメント数(いいねやコメントなどの反応)、参加者数、新規フォロワー数などがあります。


キャンペーンを立案・実施する

次に具体的なキャンペーン内容を企画します。参加方法や応募条件、プレゼント内容、実施期間などを詳細に決めていきましょう。企画が固まったら、実際にキャンペーンを投稿して参加を募ります。期間中はユーザーからの問い合わせにコメントやDMで対応し、コミュニケーションを取ることが大切です。

また、SNS広告を併用することで、より多くのユーザーにキャンペーン情報を届けられます。キャンペーン事務局の運営体制もあらかじめ整えておくとスムーズに運用できます。

▶︎あわせて読みたい:【SNS広告の基本】特徴や費用・成功事例までわかりやすく解説

効果測定を行う

キャンペーン終了後は、必ず効果測定を行いましょう。事前に設定したKPIに対して実際の数値がどうだったかを確認します。目標を達成できた項目とできなかった項目をそれぞれ分析し、成功要因と課題を明らかにしましょう。

得られた知見を次回のキャンペーンに活かすことで、SNS運用で成果を出しやすくなります。

SNSキャンペーンの注意点

SNSキャンペーンを実施する際は以下の3つに注意しましょう。

  • 各SNSのガイドライン・法律を遵守する
  • 応募規約を明示しておく
  • 炎上対策を行なっておく

それぞれ詳しく解説します。

各SNSのガイドライン・法律を遵守する

SNSキャンペーンを実施する際は、各プラットフォームのガイドラインと関連法規を必ず守りましょう。違反するとアカウント停止などのペナルティを受ける可能性があります。

たとえば「いいね」や「フォロー」の見返りに金銭や金券をプレゼントすることや、フォロワーを増やすためにサードパーティーアプリケーションを使用することなどは、禁止されていることが一般的です。

▶︎あわせて読みたい:企業担当者必見!SNSガイドラインとは?作成の6ステップを解説

応募規約を明示しておく

キャンペーンの応募規約を明示しておきましょう。規約があいまいだと、ユーザーとの間で認識のずれが生じ、クレームにつながる恐れがあります。

応募規約には、応募資格や応募方法、賞品の内容、当選発表の時期、個人情報の取り扱いなどを記載します。「当選の権利は譲渡できません」「発送先は日本国内に限ります」といった条件も明記しておくことで、後々のトラブルを防げます。投稿本文に入りきらない場合は、外部リンクで規約ページを用意し、誰でもアクセスできるようにしておきましょう。

炎上対策を行なっておく

SNSキャンペーンでは、予期しない形で批判が集中する炎上リスクがあります。発生を完全に防ぐことは難しいため、事前対策と発生時の対応体制を整えておくことが重要です。

企画段階では、複数の担当者で内容をチェックし、差別的表現や誤解を招く文言がないか確認しましょう。過去に炎上した事例をリサーチし、自社のキャンペーンに類似するリスクがないか洗い出すのも良いでしょう。

万が一、炎上した場合に備えて、初動対応のマニュアルを作成しておくと、迅速な対応が可能になります。投稿の監視体制を設け、早期発見できる仕組みも整えましょう。

▶︎あわせて読みたい:企業のためのSNS炎上対策を解説

SNSキャンペーンの成功事例【SNS別】

SNSキャンペーンの成功事例をプラットフォームごとに3つずつ紹介します。

Instagramキャンペーンの成功事例3選

以下の3つの事例を紹介します。

  • 株式会社NTTドコモ
  • 株式会社ラグノオささき
  • 株式会社タカラトミー



株式会社NTTドコモ:春の新生活応援キャンペーン

株式会社NTTドコモ:春の新生活応援キャンペーン

引用:docomo(Instagram)

NTTドコモは春の新生活応援キャンペーンとして、フォロー&いいねで応募できるシンプルな企画を実施しました。抽選で20名にdポイント10,000ptが当たります。

同社はMeltwaterのソーシャルリスニングツールを活用し、キャンペーンの効果をリアルタイムで測定しています。SNS上のユーザーの声を収集・分析することで、施策の反響を可視化し、企画の立案に活かしています。

▶︎Meltwaterのお客さま事例:株式会社NTTドコモ

株式会社ラグノオささき:プレゼントキャンペーン

株式会社ラグノオささき:プレゼントキャンペーン

引用:ラグノオ(Instagram)

青森県の菓子メーカーであるラグノオささきは、商品のプレゼントキャンペーンを実施しました。キャンペーン投稿に「いいね!」をつけるだけで応募でき、気になるラグノオ商品名をコメントすることもできます。

同社はポロショコラ専用のTwitterアカウントを開設した頃、Meltwaterのソーシャルリスニングツールを活用しました。開設直後200人程度だったフォロワー数を5,000人超にした実績があります。ユーザーのポジティブな声を社内で共有することで、製造現場のモチベーションアップにもつなげられています。

▶︎Meltwaterのお客さま事例:株式会社ラグノオささき


株式会社タカラトミー:うまれて!ウーモアライブプレゼントキャンペーン

株式会社タカラトミー:うまれて!ウーモアライブプレゼントキャンペーン

引用:タカラトミー(Instagram)

タカラトミーは、新商品「うまれて!ウーモアライブ」の発売前にInstagramでカラー予想キャンペーンを実施しました。「フォロー&コメント」で新しいウーモの色を予想してもらう企画で、抽選で5名に商品をプレゼントしました。

発売前に色を予想させることで、ユーザーの期待感を高め、新商品への関心を喚起しています。コメントで色を答えるだけという参加しやすい条件設定により、多くのエンゲージメントを獲得しました。


X(Twitter)キャンペーンの成功事例3選

以下の3つの事例を紹介します。

  • 株式会社サンリオ
  • サントリー株式会社
  • 株式会社JTB


株式会社サンリオ:オンラインキャラクター大賞発表会

引用:サンリオキャラクター大賞【公式】(X)

サンリオは「サンリオキャラクター大賞」の結果発表のイベントに先立ち、40周年にちなんで40位のキャラクターを当てるキャンペーンを行いました。アーティストによる予想も発表され、結果発表の前からユーザーの関心を引き立てました。

サンリオは数年前からMeltwaterのツールを活用し、メディアモニタリングを強化しています。イベントへのエンゲージメント率や、キャラクターの認知度が数値で明確になり、社内での情報共有の手段としても活かしています。

▶︎Meltwaterのお客さま事例:株式会社サンリオ


サントリー株式会社:新年運試しキャンペーン

サントリー株式会社:新年運試しキャンペーン

引用:SUNTORY(X)

サントリーは、2025年1月に「金麦くじ」としてインスタントウィンキャンペーンを実施しました。フォロー&リポストで参加すると、その場で抽選結果がわかる企画です。新年の運試しという季節感のある切り口と、おみくじ要素を取り入れた遊び心のある設計が特徴です。即座に結果がわかるため、ユーザーの参加意欲を高めることに成功しました。


株式会社JTB:飛び出せ!夏旅 JTB公式Xキャンペーン

【JTB】飛び出せ!夏旅 JTB公式Xキャンペーン

引用:【JTB】飛び出せ!夏旅 JTB公式Xキャンペーン

JTBは夏に向けて、旅行に使えるクーポンやポイントを配布するキャンペーンを行いました。1万円か1,000円のクーポンに応募する場合は「フォロー&リポスト」で、10万ポイントの場合は「フォロー&ハッシュタグ投稿」と、賞品によって参加条件を変え、幅広い層が参加しやすいよう工夫されているのが特徴です。

Facebookキャンペーンの成功事例3選

以下の3つの事例を紹介します。

  • 株式会社SUBARU
  • 株式会社ハイ・リゾリューション
  • LifTe 北欧の暮らし

株式会社SUBARU:SOZOしよう。自分だけのBRZストーリー。

株式会社SUBARU(Facebook)

引用:株式会社SUBARU(Facebook)

SUBARUは「BRZとわたしの走り・体験」をテーマにした動画コンテストをFacebookで実施しました。最大の特徴は、生成AIツールを活用し、ユーザーがキャンペーンサイトで画像・動画・音声を生成して作品を作れるようにしたことです。「#SUBARUでSOZO」をつけて投稿すると、最優秀賞に「SUBARU BRZ」1台が当たります。

ユーザーが自分だけのストーリーを作ることでブランドへの愛着を深められる事例です。

株式会社ハイ・リゾリューション:XONE:K3プレゼントキャンペーン

ハイ・リゾリューション デジタルレコーディング(Facebook)

引用:ハイ・リゾリューション デジタルレコーディング(Facebook)

ハイ・リゾリューション デジタルレコーディングは、Allen&Heathの新商品「XONE:K3」のプロモーションとして、「フォロー&いいね」キャンペーンをFacebookで実施しました。参加条件はアカウントフォローと投稿への「いいね!」のみで、抽選1名にプレゼントする企画です。フォロワー獲得と新商品の認知を同時に実現した事例です。


LifTe 北欧の暮らし:写真集プレゼントキャンペーン

LifTe 北欧の暮らし(Facebook)

引用:LifTe 北欧の暮らし(Facebook)

LifTe 北欧の暮らしは、写真集「Lithuania, Lithuania, Lithuania!」のプレゼントキャンペーンを実施しました。Xでの「フォロー&リポスト」キャンペーンを、Facebook上で告知しています。複数のSNSを連携させながら幅広いユーザー層にリーチしている事例です。

TikTokキャンペーンの成功事例3選

以下の3つの事例を紹介します。

  • 森永製菓株式会社
  • 株式会社ビックカメラ
  • ゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社

森永製菓株式会社:inゼリー1年分プレゼントキャンペーン

森永製菓【公式】(TikTok)

引用:森永製菓【公式】(TikTok)


森永製菓は、TikTok公式アカウントのフォローを条件に、抽選で10名に「inゼリー1年分」が当たるキャンペーンを行いました。

段ボール箱が大量に積み上げられた圧倒的なビジュアルで「1年分」というインパクトを演出し、若年層が多いTikTokユーザーの注目を集めました。フォローのみという参加のしやすさと、賞品のインパクトの強さが、多くのエンゲージメントを生み出しています。

株式会社ビックカメラ:ビックカメラ踊ってみたキャンペーン

ビックカメラ【公式】(TikTok)

引用:ビックカメラ【公式】(TikTok)

ビックカメラは、TikTokで「#ビックカメラ踊ってみた」ハッシュタグチャレンジを実施しました。公式アカウントをフォローし、新テーマソングに合わせて公式ダンスまたはオリジナルダンスを撮影して投稿すると、グランプリにギフトカード30万円分が当たる企画です。

短尺動画というTikTokの特性を活かしながらUGCを大量に創出しました。ユーザーのダンスが宣伝効果を生み、ブランドに好印象を与えられます。

ゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社:ぬいぐるみプレゼントキャンペーン

ゼスプリ キウイ(TikTok)

引用:ゼスプリ キウイ(TikTok)

ゼスプリは、TikTokで楽曲を活用したハッシュタグチャレンジを実施しました。公式アカウントをフォローし、「#お弁当にフルーツ入れ隊」をつけた動画を投稿すると、抽選で300名にキウイブラザーズのぬいぐるみが当たる企画です。

お弁当作り動画で当選確率がアップする仕組みを設け、UGCの質の向上を促しています。商品の使用シーンを自然に訴求した事例です。

LINEキャンペーンの成功事例3選

以下の3つの事例を紹介します。

  • 丸大食品株式会社
  • 株式会社かんの屋
  • 黄桜株式会社

丸大食品株式会社:燻製屋4つの感動プレゼントキャンペーン

丸大食品(LINE)

引用:丸大食品(LINE)


丸大食品は、燻製屋シリーズの商品購入者を対象にしたプレゼントキャンペーンをLINEで展開しました。商品に記載された点数マークを集めて応募すると、1,000名にJCBギフトカード3万円分や商品詰め合わせが当たる企画です。

商品購入を応募条件とすることで、認知拡大だけでなく実際の購買行動につなげています。LINEを媒体としたり、点数マークを集めるというアナログな方法を取り入れたりするなど、高年層向けの工夫が見られる事例です。

株式会社かんの屋:ハロウィンキャンペーン

ゆべしのかんのや(LINE)

引用:ゆべしのかんのや(LINE)


和菓子メーカーかんの屋は、LINE友だち限定でハロウィンキャンペーンを実施しました。ユーザーがかんの屋を友だち追加すると、オンラインショップで使える300円OFFクーポンを取得できる企画です。

友だち登録のみで即座にクーポンを取得できるという参加しやすい仕組みを作り、オンラインショップへの送客を促進した事例です。

黄桜株式会社:友だち登録クーポンキャンペーン

黄桜(LINE)

引用:黄桜(LINE)

京都の老舗酒造メーカーである黄桜は、LINEの友だち登録者限定でクーポンを配布するキャンペーンを実施しました。友だち追加すると、Yahoo!ショッピングの公式ストアで2,500円以上の購入時に使える100円OFFクーポンがもらえる企画です。

友だち登録という簡単なアクションで即座にクーポンを取得でき、新規顧客の獲得とオンラインストアへの送客を同時に実現しました。

まとめ|目的に合ったSNSキャンペーンを実施しよう

SNSキャンペーンは、認知拡大やフォロワー獲得、UGC創出など、さまざまな目的で活用できるマーケティング手法です。自社の目的とターゲットに合ったSNSを選び、適切な施策を設計するのがポイントです。

キャンペーン実施後は、効果測定とSNS分析が欠かせません。Meltwaterのソーシャルリスニングツールを活用すれば、インプレッション数やエンゲージメント率だけでなく、ユーザーの声や反応を詳細に分析できます。キャンペーンの効果を可視化し、データに基づいた改善を重ねることで、成果を出せるSNSキャンペーンを立案しましょう。

▶︎あわせて読みたい:ソーシャルリスニングとは?重要性や分析手法、事例を解説

▶︎Meltwaterのソーシャルリスニングツール

この記事の監修者:

山﨑伊代(Meltwate Japanエンタープライズソリューションディレクター)

大学卒業後、新規顧客開拓セールスコンサルタントとしてMeltwater Japan株式会社入社。
食品・生活用品・エンタメ・自動車・機械・学校法人等多種多様な企業・団体の広報・マーケティング部門のデジタル化並びにグローバル化をMeltwaterのソリューションを通して支援。 2016年~2018年グローバルセールスランキング首位。 趣味は山登りとビデオゲーム。

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