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YouTube動画の企画を考えるコツとは?注意点も解説


Meltwater Japan

Nov 24, 2022

YouTubeチャンネルを開設したけど、なかなか動画の視聴回数が伸びないとお悩みの方は少なくないでしょう。

多くの人から視聴される動画にするためには、動画の基礎となる企画が大切なポイントです。

そこで、この記事ではYouTube動画の企画を考える際のコツや注意点について解説します。

良い企画が思い浮かばないとお悩みの方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

YouTubeにおける企画の重要性

YouTubeに動画を投稿するまでには、企画、撮影、編集、サムネイルの作成など様々な工程があります。

特に企画では、動画の方向性を決めるため、企画次第で動画の仕上がりに大きく影響すると言っても過言ではないでしょう。

曖昧な企画や企画なしで動画制作を進めてしまうと、視聴者のことを考えない自己満足な動画になってしまったり、撮影や編集途中で動画の目的を見失ってしまったりとクオリティの低い動画になりかねません。

Youtubeでたくさんの人に視聴してもらうためには、視聴者に興味を持ってもらえる動画にすることが大切です。

そのためには、ターゲットはどのような動画を求めているのかを前提に、どのような動画が制作できるのか考えて企画を練る必要があります。

Image of a laptop with a screen showing video editing in progress, microphone, smartphone, camera, lens and mug on a desk.

まずはYouTubeチャンネルの運用方針をチェック

Youtubeは企画が大事と伝えましたが、企画を作成する前にまずは前提として、YouTubeチャンネル全体の運用方針が定められていることが必要です。すでにできている場合は問題ありませんが、現状曖昧だという方は先に運用方針を定める必要があるでしょう。

YouTubeチャンネルのジャンルを決める

Youtubeチャンネル全体の運用方針を定めるには、まずはじめにジャンルを決める必要があります。

チャンネルのジャンルを決めていなければ、チャンネル内はバラバラの動画が散乱してしまい、訪れた視聴者はどのような動画をメインに投稿しているチャンネルなのか分からず混乱を招くでしょう。

YouTubeで動画視聴回数やチャンネル登録者数を増やすためには、いかに視聴者に気に入ってもらえる動画を投稿するかが大切です。チャンネルのジャンルの方向性が決まっていれば、自分が興味のあるジャンルの動画を投稿するチャンネルかどうかをひと目で判断できるようになるでしょう。

また、YouTubeチャンネルの方向性が曖昧だと企画も立てにくくなってしまいます。自分が好きなことや企業の強み、アピールしたい内容は何なのかなどを踏まえて、どのようなチャンネルにしたいか考えてみましょう。

メインのターゲット層を決める

YouTubeチャンネル全体のメインターゲット層を決めることで、動画の方向性がより明確になります。動画を見てほしい人の属性、動画を見た上で商品やサービスの利用対象者になりうる人をターゲットにすると良いでしょう。

ターゲットの設定は、年齢や性別、住んでいる地域だけでなく、趣味嗜好や職業、家族構成や性格などの細かいペルソナを設定するとニーズを掴みやすくなり、より良い動画制作ができるでしょう。

すでにYouTubeチャンネルを運用中の場合、YouTubeアナリティクスから視聴者の属性を確認できます。

どのような属性の人がよく動画を視聴しているのかを分析し、今後の動画制作に活かしてみましょう。

YouTubeアナリティクスの確認方法はこちらをご覧ください。

自身の強みを考える

自身の得意なことや好きなことなどの強みは、YouTubeチャンネルで競合と差をつけるポイントになります。

同じジャンルのチャンネルがあったとしても、より専門性が高かったり、知識が豊富だったり、面白いネタを提供しているほうが視聴者の興味を引きます。

まだチャンネルの強みが分からない場合は、自身の得意なことや好きなことを書き出して徹底的に向き合ってみましょう。得意なことや好きなことであれば動画にしやすく、競合にはない新しい強みを発見できるかもしれませんね。

自身の強みを生かした動画を制作できるようになれば、競合との差別化ができ、チャンネルの魅力も高まるはずです。

独自性のある動画を配信できれば、YouTube側からの評価も高まる可能性があります。

YouTubeの企画を考える方法

Youtubeのネタがなかなか思いつかないという方も多いことでしょう。

そこで、ここからはYouTubeの企画を考えるための基本的な方法について説明します。

Image of people with multiple sticky notes on their desks, thinking of a project.

動画ごとのターゲットを決める

YouTubeチャンネル全体で決めたターゲットの中でも、投稿する動画ごとにどのような悩みを持つ人に見てもらいたいか、より具体的に動画のターゲットを決めることも大切です。

例えば、メイクや美容について発信しているチャンネルの場合、「20代向けのおすすめコスメ紹介動画」と「40代向けのおすすめコスメ紹介動画」のように、動画によって見てもらいたい人が異なることもあるはずです。

チャンネル全体を通して見てもらいたいターゲットをさらに細分化して決めることで、その人たちに見てもらいたい、悩みを解決できるような企画を考えることができるでしょう。

検索キーワードを決める

YouTube検索経由で動画を知ってもらうためには、検索キーワードでヒットする動画を制作することが重要です。

動画ごとに検索されやすいキーワードを設定することによって、自身のチャンネルを知らない方へもYouTube検索経由で動画を知ってもらうきっかけになります。

キーワード設定は、チャンネルの方向性に沿って自身が発信したい好きなことや得意なこと、悩みを解決できるようなことにすると良いでしょう。YouTube内や他のSNSでトレンドとなっているキーワードを取り入れるのも、話題性があっておすすめです。

また、1つのキーワードだけではなく、複数のキーワードを掛け合わせるのも効果的です。

例えば、「ラーメン」だけでは競合する動画が多いので、「ラーメン」×「大食い」にするなど、複数のキーワードの掛け合わせによって、テーマが定まってターゲットに響きやすい動画になるでしょう。

競合がどのような投稿をしているか調査する

YouTubeチャンネルを開設するにあたって、競合調査は大切です。自身が運営するYouTubeチャンネルと同じジャンルのYouTuberの動画や、想定するキーワードで既にある動画など、競合はどのような動画を企画しているか徹底的に調査しましょう。

どのような動画の視聴回数が伸びているか、反対に伸びていない動画は何が良くないのかを分析することによって、自身のチャンネルで投稿すべき動画の企画が見えてくるはずです。

また、競合調査の方法として、Meltwaterの「ソーシャルメディアモニタリング」を使う方法もあります。

ソーシャルメディアモニタリングでは、ソーシャルメディアやウェブニュースなどあらゆるネット上のコンテンツからリアルタイムでデータを収集し分析することが可能です。競合他社を設定し、自社との比較、ベンチマーク分析も一括して行えます。

コメントやDMで来るリクエストも参考にする

YouTubeの動画が視聴されるようになると動画へのコメントや、他のSNSのDMを通して動画のリクエストが来ることもあります。

こうした視聴者からの意見は、そのチャンネルに求めているニーズなのでとても大切です。

視聴者の要望が多かったものを投稿に反映したり、視聴者へ動画の企画のリクエストを募集するのもおすすめです。募集した企画をすべて反映してしまうと、チャンネルの方向性がブレてしまう可能性があるので取捨選択した上で企画を練りましょう。

YouTubeや他SNSのトレンド調査をする

トレンドになっているキーワードや企画などを取り入れることも、企画を考える方法のひとつです。

YouTubeや他のSNS内ではどのような企画やキーワードがトレンドになっているか調査すると、人気の理由が探れるはずです。

YouTube内では、「急上昇」タブに注目が集まっている動画やショート動画がピックアップされるので、こちらからトレンドを調査します。Twitter、instagram、TikTokは検索画面にトレンドのキーワードや投稿が表示されるのでこちらでトレンドになっているコンテンツが確認できます。

また、トレンド調査の方法として、Meltwaterが提供する「ソーシャルメディアモニタリング」ツールを使う方法もあります。このツールを使うことで自動的に世界中のウェブニュース、SNS、口コミなどからデータを収集し分析できるため、自身でトレンド調査をする手間を省くことができます。

調査結果にオリジナリティをかけ合わせる

競合調査やトレンド調査から得た企画を取り入れて動画を制作するのも良いですが、すでに存在する動画と同じような動画を投稿しても視聴回数の獲得に繋げることは難しいでしょう。

あくまでも競合調査やトレンド調査を参考にしながら、自身のチャンネルの強みをどう活かせるかを考えることが大切です。調査結果にオリジナリティをかけ合わせることで、視聴者のニーズを取り入れた自分らしい唯一無二の動画ができ、評価に繋がるでしょう。

視聴者目線で企画を考える

YouTubeの企画を考える際に忘れてはいけないことは、視聴者目線で企画を考えることです。

YouTubeの動画は視聴者の悩みや疑問が解消されたり、情報を得られたり、気分転換になったりと視聴者が求めているものをいかに訴求できるかが重要です。

視聴者の意見を無視して、好きなことだけを発信する動画であれば単なる自己満足で終わってしまい、視聴回数やチャンネル登録者の増加は期待できません。視聴者が満足するような企画の動画であれば、視聴後に満足感やメリットを感じて次も見たいと思ってもらえる可能性が高くなります。

自身のチャンネルの視聴者の立場になって、望んでいる投稿は何かをよく考えた上で、最終的に企画を決めていきましょう。

YouTubeの企画を考える時の注意点

Youtubeの企画を考える際にいくつか注意したいポイントがあります。それぞれ解説しますので、これらのポイントを押さえて企画を練っていきましょう。

オリジナリティを求めすぎない

YouTubeの企画にオリジナリティを入れることは大切だとお伝えしました。

しかし、オリジナリティを求めすぎることは危険な場合もあるので、注意したい点のひとつです。

独自性のある企画は注目されやすくもありますが、数あるYouTubeの動画の中でまだ誰もやっていない企画を作ることはなかなかハードルが高いでしょう。オリジナリティを求めすぎると、そもそも視聴者も求めていない突飛な企画になりかねません。

誰も興味のない動画になってしまえば、もちろんトレンドになることはありませんし、キーワード検索でも表示されない可能性が高いです。オリジナリティは大切ですが、他の動画の関連動画に乗って、人気の高い動画の要素を取り入れてみてはいかがでしょうか。

トレンドばかりを取り入れようとしない

トレンドを取り入れた企画は、話題性がありキーワード検索などで動画に辿り着いた人に視聴されやすくなります。しかし、トレンドを取り入れようとしすぎると、自身のYouTubeチャンネルの世界観が崩れる恐れがあります。

トレンドを取り入れる場合は、自身のチャンネルと相性の良いトレンドを選択して企画に取り入れることが大切です。そうすることで、キャッチーでありオリジナリティのある動画になるでしょう。

また、トレンドは視聴者の興味を引きやすいというメリットもありますが、移り変わりが激しいというデメリットもあります。トレンドを取り入れた動画ばかり投稿していると、トレンドが過ぎたときに視聴されない動画ばかり残ってしまう可能性があります。

自分の伝えたいことを優先しすぎない

自分の伝えたいことを一方的に発信する動画は、視聴者が求めている内容が入っていないため、広告がスキップされるのと同じように見られなくなってしまうことが多いです。

特に企業の場合、商品やサービスの宣伝を優先して広告のようなコンテンツにならないよう注意が必要です。商品やサービスの宣伝をする際は、その商品やサービスを使った人にどのようなメリットが起こるのかを提案すると良いでしょう。

伝えたいことを動画にするのは良いことですが、一方的ではなく、同時に視聴者の求めていることに対してのアンサーができているか確認しましょう。

動画の反応を見てPDCAを回すことが重要

動画をアップしたら、達成感でそのまま放置してしまうこともよくある失敗例です。

動画をアップしたら、都度動画の視聴回数やコメント数など反応の伸び方を確認し、次の企画に活かすことが重要です。

Youtubeが無料で提供しているYouTubeアナリティクスを活用すると、動画の細かい分析ができます。例えば、動画の総再生回数や高評価数、視聴者維持率、視聴されやすい日時などが分かります。これらのデータを基に動画をアップする日時を決めたり、動画のタイトルや企画を変えたりしてより良い動画作りを目指しましょう。

戦略的にYouTubeの企画を考えよう

この記事では、YouTubeの企画の考え方や注意したい点について紹介しました。

YouTubeは企画がとても重要ですので、今回紹介したポイントを踏まえて企画を十分に練ってから動画制作していきましょう。

また、良い企画を考える際には競合調査・トレンド調査を行うことも必要だと紹介しました。

これらの調査を自身で行うには時間と手間が発生するので、ツールを使うことが有効的です。

手軽に競合調査・トレンド調査を行うには、Meltwaterの「ソーシャルメディアモニタリング」がおすすめです。Youtube運営に力を入れたいとお考えの方は、ぜひこちらを活用してみてください。

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