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サンリオイメージ写真

株式会社サンリオ


1960年の創業以来、株式会社サンリオ(以下、サンリオ)は数々のオリジナルキャラクターで世界を魅了し続け、その個性あふれるサンリオキャラクターたちが友情や思いやりの大切さを子供から大人へも伝えています。そしてキャラクターから生まれるグッズやサービスは、国境や年齢、性別を越えて様々なコミュニティで愛され、日々新たなファンを獲得しています。 サンリオのマーケティング本部キャラクター推進部(以下、CP部)は、サンリオキャラクターの人気を支えるファンをより理解し、その時代のニーズにマッチしたキャラクタービジネスを展開するために、ソーシャルメディア上で各キャラクターごとの認知度や投稿を測定する方法を模索していました。

Meltwaterにできること

認知度測定や動向把握

UGC(ユーザー生成コンテンツ)から派生した問題への迅速な対応

イベント成功率の定量化

デイリーレポートやイベントレポートの作成および配信

Madoka Suzuki, Sanrio

SNSの世界は広大で、サンリオキャラクターに関する膨大な投稿が日夜飛び交っています。Meltwaterを使えば、こうした発言から明確かつ迅速にインサイトを引き出すことができます。サンリオキャラクターは世界中で広く認知されています。ソーシャルメディア上でのキャラクター達の活躍を広く把握できるプラットフォームとサービスを切望していました。

鈴木窓香 氏 株式会社サンリオ マーケティング本部 キャラクター推進部 PR・調査分析課

キャラクター認知度の把握とUGC(ユーザー生成コンテンツ)分析

当時、CP部が目指していたのは、ソーシャルメディア上におけるサンリオキャラクターの動向把握や、ファンからのグッズに対する評価や投稿の集積でした。

また、日々、ソーシャルメディア上から得られるインサイトを社内の関係部署へ素早く情報共有する手段や、自然発生的に芸能人や著名人が発信したサンリオキャラクターに関する投稿を収集する方法も探していました。そしてこれらのソーシャルリスニング活動を連携させることにより、サンリオキャラクターの認知度把握とUGC分析を実現したいと考えていました。

Emoji smile sticker

リアルタイムレポートによる、キャラクター認知度および動向把握の実現

熾烈な競争が繰り広げられている日本のキャラクター業界では、それに伴い不要なノイズを省きつつ、ピンポイントで企業にとって本当に必要な情報だけを取得できるようなハイレベルなソーシャルメディア戦略が求められており、その難題に直面していたサンリオCP部は、インターネットを包括的に調査できるサービスを提供していて、かつオープンに相談ができるパートナーを求めていました。

そこで、CP部はMeltwaterと協力してメディアモニタリング機能を強化することにしました。

まず、サンリオキャラクターのインターネット上における露出度を把握するために、Webニュース記事の露出数やソーシャルメディアでの獲得エンゲージメント数、ソーシャルエコー数など様々な指標を用いてキャラクター別の露出度や投稿動向を測定し、「このキャラクターが今週こんなにバズった」というような情報を各キャラクター担当者をはじめ、社内の関係部署へ配信できるデイリーニュースレターを採用しまし た。

また、サンリオは自社キャラクターのファンだけでなく、広く世間一般の声も大切にしているため、企業としてのサンリオに対する投稿や露出測定もデータ分析の設定に組み込みました。

Popout of social media icons

ソーシャルメディア上のサンリオファンのエンゲージメントからインサイトを取得

さらにCP部は、ソーシャルメディア上のサンリオファンのエンゲージメントからインサイトを得て、そこからキャラクター開発へ繋げていきたいと考えていました。

コロナに見舞われた2020年〜2021年にかけては、ニューノーマルに合わせた商品開発はもちろん、デジタル上での顧客体験を高めるオンラインキャラクター大賞発表 会を開催し、新たな試みに対するファンの声を取得・分析するためにMeltwaterのメディアアナリストチームが作成するカスタムレポートも採用しました。

そして最終的に、関係部署の社員がいつでも簡単にWebブラウザで閲覧できるカスタムダッシュボードを制作し、サンリオキャラクターが獲得したアーンドメディアやサンリオ公式SNSから発信して獲得したエンゲージメント数などの推移を経過観察できるようになりました。

Woman looking at laptop

サンリオが手掛けた各イベントへのエンゲージメント率を測定

結果として、サンリオが手掛けた各イベントへのエンゲージメント率を測定したり、そのイベントがソーシャルメディア上の認知度という観点から、どれくらい成功したかなどということを定量化できるようになり、社内全体のDX化にも繋がりました。

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