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Press Release

産学官での事業共創によるデータサイエンスのインキュベーション拠点『函館データサイエンスラボ(仮)』を開所

プレスリリース

Nov 17, 2023

Meltwater Japan株式会社(本社:東京都渋谷区)は、ツナガル株式会社(本社:大阪府大阪市西区)と連携し、データサイエンス人材の育成拠点として「函館データサイエンスラボ(仮)」を函館市に共同で開所し、11月13日、開所式を開催しました。今後、市内の教育機関や函館市との連携を強化し、地元学生のインターンの受け入れや卒業生、U・I・Jターン人材の採用を強化するとともに、データサイエンスを通じて地域課題を解決する地方創生モデルの構築を目指します。

  • 開所の背景

Meltwater Japan株式会社では2008年からデジタルマーケティングの手法として、ここ数年で急速にニーズが高まっているソーシャルリスニング(※)を活用したソリューションの提供を開始しています。SNSやオンラインメディアから毎日約10億件のコンテンツを収集及び分析し、企業のデータに基づく意思決定を支援しています。

その中で、急増するニーズに対して人材が圧倒的に不足するデータサイエンス業界の課題と、雇用機会の創出にハードルがある函館地域の課題の双方を解決する取り組みとして、この度、産学官連携によるデータサイエンス人材育成拠点「函館データサイエンスラボ」の開設に至りました。

ツナガル株式会社や函館市と連携し、地元理系人材やU・I・Jターンの雇用促進、ソーシャルリスニング産業の活性化などにより地域経済へ貢献していきます。

※ソーシャルリスニングとは
ニュースメディアでの報道やX/Facebook/Instagram等のSNSでの投稿を対象に、専用のツールを活用してビックデータを調査・分析するマーケティング手法。多くの人々が視聴・閲覧するニュース報道の論調を調査分析したり、SNS投稿の口コミやコメントを調査分析したりすることで、プロモーションの効果測定、競合他社との比較分析や、炎上事案などのリスクモニタリング等を実施すること。

  • 施設概要

(1)名称:ツナガル株式会社 函館データサイエンスラボ(仮称)

(2)所在地:北海道函館市戸倉町14-1 函館工業高等専門学校「KOSENコモンズ函館」内

(3)設立:令和5年11月

(4)雇用計画:令和7年度までに20名採用予定(非正規含む)

(5)事業概要:

   1. 次世代データサイエンス人材の育成と確保

   2. 地元卒業生の就職先およびU・I・Jターン雇用の創出

   3. 地方課題解決の地方創生モデル構築

  • 「函館データサイエンスラボ(仮)」の今後の活動について

(1)産官学連携による共創

函館市側における地元での雇用機会や特色ある産業の創出の課題、函館市内の教育機関における実践的な学びの機会創出等、それぞれの課題を整理しながら、本格ラボ開設に向け共創体制で推進します。

(2)函館在住の学生採用
函館在住の高専・大学生の応募を募り、インターンシップや社員登用などで2025年度までに20名程度(非正規含む)の採用を目指す。また函館在住の学生だけでなく、函館市におけるU・I・Jターン雇用の機会を創出も実施。

(3)函館データサイエンスラボの本格開設・運用
本格始動に向けて函館データサイエンスラボでは単純なデータの仕分けから、Pythonや解析ソフト、BIツールを使った高度な分析まで広い範囲で業務を行いながら、先進的かつグローバル規模のデータ分析を実施する予定。

(4)地域活性化・地方創生モデルの本格始動
函館市内の各教育機関と連携しワークショップやセミナーを実施、学生に対する実践的な学びの場を提供し、地域の活性化と地方創生に寄与するモデルを本格的に始動させていきます。具体的な構想としては、学生自らがSNSなどのデータを分析し、函館市における観光需要や水産等のテーマ設定を行う。分析結果から得られた内容をレポーティングし、地元企業や函館市などの今後の活動に役立てる情報提供を行う。函館市内における新たなエコシステムを確立し地域社会へ貢献していく予定。

  • 開所式の様子
Opening ceremony of Hakodate Data science lab

「KOSENコモンズ函館」で開催された開所式には、函館市の田畑浩文・副市長をはじめ、函館工業高等専門学校の阿部恵・学校長や、ツナガル株式会社の中坂優一・グローバルコミュニケーション事業部マネージャーなど、多くのご来賓とビジネスパートナーにご参加いただきました。開会式では関係者による挨拶やテープカットのほか、記念撮影や質疑応答が行われました。

  • 開所式でのコメント

田畑浩文・副市長

Hirofumi Tabata, Deputy Mayor

「函館データサイエンスラボは当地域におけるデータサイエンス人材の育成や雇用創出はもとより、地元企業や高等教育機関との連携、協力を通じて、地域活性化につながるものと考えており、大変喜ばしいことである。当市としても皆さまの期待に応えるべく、各種支援に取り組んでいきたい」

阿部恵・学校長

Megumi Abe, School Director

「高専教育では、企業や地域との幅広い連携のもと、教育研究、共同研究、インターンシップ、アントレプレナーシップ教育などを行っている。ツナガルが拠点を構えることにより、実社会における情報技術の教育、そしてインターンシップ等のさらなる拡大、および充実に向けてご支援・協力を賜りたい。開所が本校のみならず、地域を発展させるための拠点となることを祈っている」

ツナガル株式会社 中坂 優一・グローバルコミュニケーション事業部マネージャー コメント

Yuichi Nakasaka, Manager of Global Communication Dept. Tsunagaru

「業界全体としてデータサイエンティスト人材が圧倒的に不足している一方で、地域においては特色のある産業や雇用機会の創出に課題がある。函館データサイエンスラボを通じて双方の課題を解決し、WinWinの関係を築きながら函館経済の発展に貢献していきたい」

Meltwater Japan株式会社 泉聖・クライアントインサイトディレクター コメント

Takshi Izumi, Client Insight Director, Meltwater Japan

「今の時代、『データは今日のオイルである』と言われている。原油がガソリンとなって車を動かすまでには多くの人手が必要であると同様に、データも多くの人による加工や分析が必要である。AIは非常に便利だが、まだまだ人の仕事を完全に置き換えるまでには至っていない。函館データサイエンスラボでは、単純なデータの仕分けから、Pythonや解析ソフト、BIツールを使った高度な分析まで広い範囲を扱うことになる。AI時代の真の担い手が育つ、魅力的な場所となるよう支援していきたい」