*本ブログでハイパーリンクされている記事は英語です。

メディアを取り巻く環境は、今後も変化し続けるでしょう。テクノロジーによってコミュニケーションのスピードが速まるにつれ(人の心を読むことができない限り、リアルタイムより速くなることはありませんが)、ブランドとメディアとの関係も変化しています。お気に入りの雑誌や新聞は手に取れる紙が良いと考える人もいますが、好むと好まざるとにかかわらず、世界はデジタル化し、従来からあるメディアの多くは苦境に立たされています。出版物は休刊となり、メディアはニュースのデジタル化を実現すべく資源を投入しています。それは、消費者の行動についていくためだけでなく、ニュースサイクルに対応するためでもあります。

ソーシャルメディアを開いてみましょう。私たちは、決まった時間にニュース番組でニュース速報が流れるのを待つことも、それが翌朝に新聞で「大きな記事」になるのを待つこともありません。ストーリーはそれが起こった瞬間にソーシャルメディアで取り上げられ、記者や編集者は遅れをとらないように慌ててニュースに参加しようとしています。

メディアは従来、テレビやラジオ、印刷媒体で構成されていましたが、今やその範囲は多くのデジタルチャネルを含むまでに拡大しています。そして、デジタルチャネルで影響力を持つのは、有名な記者や著名なニュースキャスターではなく、代弁者です。

ソーシャルメディア時代の到来により、メディアは新時代に突入しました。自分たちの発言を信用するフォロワーのネットワークを構築することにより、クリエーターやインフルエンサーがオンラインでセレブリティの地位を獲得する時代です。そのネットワークは、ライフスタイルやビジネスなど多様なトピックに関する最新のニュースを知るため、定期的にチャンネルを合わせて動画を視聴したりブログを読んだりします。ターゲットオーディエンスがすぐに情報にアクセスできる環境の中、場合によっては独自の極めて独断的なコンテンツがこれまでにない世界をもたらしています。

変化は容易ではないかもしれません。しかし、これに関しては、ブランドにとって大きなチャンスです。ブランドはメディアを取り巻く環境の変化からどのように恩恵を受けることができるのか、5つの方法を紹介します。

コンテンツ管理の強化

新たなデジタルチャネルとは、すなわちブランド自身が業界とターゲットオーディエンスにとってのインフルエンサーになれるということを意味します。経営者は有名ブログを作ることによってオピニオンリーダーになれますし、ブランドはソーシャルメディアの口コミによって知名度を高めることができます。それにはわずかな労力しかかかりません。(有料・無料を問わず)ブランドコンテンツを発表する絶好のチャンスであり、それはつまりメディアが取り上げてくれることを期待するのではなく、ターゲットを絞ったコンテンツ戦略に注力できるということです。どうか発表されるメッセージが明確でありますように!

あるいは、1対1でインフルエンサーと直接手を組み、ターゲットオーディエンスの共感を得るような独自の限定コンテンツを作成するのもよいでしょう。成功するインフルエンサー戦略を立てるには、より多くの創造的プロセスが関わってきます。これにより、メディアやインフルエンサーに対して、ターゲットをしっかりと絞った個人的な売り込みが可能になります。重視すべきは、量ではなく質です。

ターゲットオーディエンスとの直接的なつながり

ブランドは、独自のブランドチャネルまたはすでにリーチを獲得しているインフルエンサーを通じて、オーディエンスと直接つながることができます。ブランドのファンになってもらうためには、直接的な関係を通じて信頼を築くことが重要です。確かなコミュニケーションによってすでにその信頼を確立しているインフルエンサーと協力できるなら、それを生かすのがよいでしょう。

動画の活用

私がクライアントとメディア戦略に取り組む場合、最終的なゴールはいつもテレビです。現実には誰もがニュース報道や昼間のライフスタイル番組を探し求めています。メディアを取り巻く環境が整った今、ブランドには独自のブランドチャネルとインフルエンサーの両方を介し、動画を通じてオーディエンスとつながるチャンスがあります。また、ビジュアルライブラリーを用意しておけば、特定のメディア業界のプロデューサーから注目されます。ただし、文章とビジュアル両方のコンテンツを含むコンテンツ戦略を立てることを忘れないでください。デジタル形式であっても、印刷媒体が今すぐどこかに行ってしまうということはありません。

リアルタイムの自然なつながり

ソーシャルメディアは進化し続け、PeriscopeやFacebook Live、Snapchat Live、Blabなど、ブランドやインフルエンサーがリアルタイムでオーディエンスとつながることのできるライブストリーミングにアクセスできるようになっています。すべてのチャネルを利用する必要はありませんが、ブランドにとって意味のあるチャネルは検討すべきです。少なくともイベントをリアルタイムでつぶやいていないなら、絶対に取り掛かるべきでしょう。

ソーシャルメディアの重要性の高まり

ソーシャルメディアで発信される情報が増えるにつれ、メディアはそこからアイデアを引き出すようになっています。ジャーナリストの80%がソーシャルメディアでリサーチを行っています。ブランドをソーシャルチャネルで少し流行らせることができれば、彼らはそれを取り上げるでしょう。つまり、自ら貴重な宣伝のチャンスを作り出すのです。

変化は必ずしも怖いものではありません。メディアを取り巻く環境の変化により、この10年で広報のあり方も大きく変化しました。そして、世界がデジタルというウサギの穴にさらに深く入り込んでいく限り、その変化は続くはずです。変化と戦うのではなく、変化を受け入れるのが一番です。

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執筆者:Business2Community、Candace Huntly
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