どうすれば競合大手に対してPRで勝てるのか

どうすれば競合大手に対してPRで勝てるのか

Meltwater
8 November 2017

この質問は、頻繁にクライアントの間で聞かれます。貴社の製品が、GoogleやFacebookなどの業界最大手のリーダーの製品に対して、よく目に見える形で優勢であるとします。では、次に何をするのか?どうすれば競合大手に対してPRで勝つ事ができるのか?

喝采が止み次第、不快な思考とぶち当たる

  • 「この事実を大々的に言いふらすべきなのか?」
  • 「(大手業者名)は弊社の買収をしようと考えているかもしれない!」
  • 「でも、もし買収されたくない場合は、どうすればいいのか?」
  • 「自分たちのPRが(Google、Facebook、Amazon、Instagram)を怒らせてしまったら、弊社はハエのように叩き潰されるのだろうか?」

ここでは、いくつかの詳細を提供しながら例(自身の利益と無関係)の説明をしていきます。ロシア出身のデベロッパーArtem Kuharenkoは、人間と同様の知的能力を持ち、機械の様に効率的な人工知能(AI)アルゴリズムを創造するため、2015年にNTechLabを設立しました。立ち上げ直後にGoogleとワシントン大学のMegaFace Challengeで約100近い競合と対立して、勝利を収めました。では、PRのために何をすべきか?

優秀なライバルに対しては慎重にPR活動を進めるなくてはなりません。

NTechLabのFindFace、PROや、その他の展開構造のAIの利益は、一見尽きる事がない様に思えます。ますます多くの空港で顔認識技術が使用され、eパスポート所有者はより簡単でかつ安全に国境を横断することができます。nTechLabは99%以上の精度で、偽の電子パスポートを所有している旅行者のリスクを排除しています。技術がより広く利用されるにつれ、典型的な紙の旅券でさえも古くさい物となっていくでしょう。

現在WalmartとSaksは、顔認識技術を利用しています。買い物客の顔をデータベースの映像と照合して、万引きをした可能性のある不審な顧客の追跡をかけ、実際に犯人を捉えることができます。そのため、顔認識技術はWalmartやSaksのような小売業者に大きな利益をもたらしているのです。他にも色々と事例は増え続けていて、小売業者は顔認識技術を利用して店内行動を追跡し、ユーザー体験を向上させています。

顧客が賛成または反対であっても、小売業者は顔認識を使用して、顧客の買い物の好み、「滞在時間」(特定の商品を見ている時間)、リピート購入、小売業者が一人一人の顧客に合わせた特別提案をすることが出来るのです。顔認識システムの利用が古典的な小売業者に、店内と店外の両方で、顧客がよりカスタマイズされた体験を提供することができ、オンラインショッピングサイトに対してより優れた機会を提供できるのです。

これがPRにとって何を意味するか

  • リスクを軽減する。新規参入した小さな企業が、優秀な成果を挙げるということは、資金力の豊富な競争相手に自分たちの持っている資源をコピーして横取りを招く可能性があるため、この様な状況においては「PRをほどほどにする」ことは、恐らく良い戦略ではないでしょう。一般的にPRの適切な時とは、製品の納期から30日以内、または合意された日付内に少なくとも受注して履行することができる期間です。B2Bイノベーションのためには、貴社の重要なパートナーとの完全なインプリメンテーションを表明し、定着した顧客ベースとマーケティングの助けを借りて、貴社のPR結果を推進し、検証することが最善の方法と言えるでしょう。
  • マイナス思考を味方につける。例えば、顔認識技術を利用してショッピング行動を分析することへの参加・不参加を選択する機会が貰えないことに、一部の消費者は驚きを感じています。そのため、貴社の製品に対する懸念を認識して釣り合いが取れるようにし、安全性、効率性の向上、そしてお買い得情報や、より良い買い物収穫があることを強調してください。更に、子供の保護や拉致防止能力が向上することを指摘してください。消費者が自分たちのプライバシーを保護できるように意味ある手段を選抜してください。
  • オーガニックPRはプラス効果あり。nTechLabsのような企業にとって、ハッカソンやチャレンジは自然に注目を集める理想的な機会であり、パブリケーションを追い求める必要はありません。このような広報を活用して共有することで、投資家やパートナー自らが貴社にアプローチする機会が増えます。
  • 大きなブランドと競争する代わりに協力する。粗末な結果に対して非難をするのではなく、主要ブランドが新しい技術に注目を置いて、お墨付きを与えていることを認識してください。巨大業者ではなく、小規模で集中されたチームとして、市場にもたらす利点を主張しましょう。貴社の技術と戦略がPRの主張と合っている限り、FacebookやGoogleの様なブランドと並んで貴社の名前が言及される度に、SEOとPRの利益を得ていることを忘れないでください。超大規模な組織を危惧するのではなく、これらの相乗効果を受け入れ、活用することを学びましょう。
  • できる限り劣勢の立場を満喫する。劣性の立場であることを、むやみに利用すべきではありませんが、記者や読者は、決まって大規模業者が賞賛されることに見慣れすぎているため、ほとんど無名であっても予想外に良い結果を出せる小業者を優先する傾向があることを忘れないでください。例えば、GoogleとMicrosoftが自分たちの領域を守るために激しい争いから逃げられない状態にあった時に、OutlookとGmail環境を統合させて、アクセスすることを可能にさせたのが、あまり知られていない小さな企業でした。この事がきっかけで、小企業のCemaphoreはNew York Timesに取り上げられる事となり、投資家の注目に拍車をかけ、大きな業界の関連者に対して反対したり批判したりせずに、最終的に会社を買収したというものでした。

今や、大きな競合相手に立ち向かうことは自殺任務である必要はなく、nTechLabsは業界でこのポジションをあなたの利益に利用できることを証明しています。PRにおいて見事な業績を収めるには、強力な対戦相手を抱えているチャレンジを避けるのではなく、価値提案に集中して取り組み、常に最善を尽くしつつ世間で名を挙げていく手段を探し求めていく事を忘れないでください。

この投稿は、ForbesのCheryl Connerにより執筆されました。この記事は、NewsCredの出版社ネットワークを通じて合法的にライセンスされています。ライセンスに関する質問はlegal@newscred.comまでご連絡ください。