イベントに登場してオーディエンスの高揚感を高め、共有や購買ブームを巻き起こして企業の市場シェアを一晩で増やす効果があり、大きな力と権威を振るう人物を、かつてはインフルエンサーと呼んでいました。

例えば、あなたはステージに上る理由を正当化できる程の資格を持ったジャーナリスト、アナリスト、または著者だったかもしれません。何年も一流の報道機関であくせく働いたり、本の出版等をした事も理由の一部とします。

それが今日では、誰が自分の主張を正当化出来る程の資格を有しているかを識別する事がとても難しく、その境目が曖昧になっています。全ての人がインフルエンサーである資格を持っていることは事実ですが、「影響力を持つ」 ことはリスクを伴うことでもあります。その結果、企業やブランドが正しい識別方法を把握していることが重要なのです。

WordPressの様なプラットフォームのおかげで、誰もが気軽にブログを始められ、たくさんコンテンツを書いたり、他のブログにゲスト投稿をすることや、ウェブ上のトップ広報に取り上げてもらうためのサービスを利用することもでき、更に、たったの200字のスニペットでさえも作ることができます。

そこから、安い金額でソーシャルメディアのフォロワーを購入して、ターゲットを絞っていないFacebookページに対する「いいね!」の獲得や、TwitterやInstagramのフォロワーを手に入れることで素晴らしい成果を生み出し、一夜で成功を収めたかの様に見せる事もできます。

ソーシャルメディア・フォローイングを構築していくよりも、購入する事に決めたのであれば、その後に起きる影響に注意してください。企業の信用に傷をつけ、マーケティングデータの質を下げ、エンゲージメント率を低下させたり、大方のソーシャルメディアチャンネルの利用条件に違反することから、投稿する事を禁止されてニュースフィードからも姿を消すことになるのです。

このように参入障壁がとても低い状態で、ブランド側はどの様にして嘘から真の影響力を測定するのか?それでは、早速見てみましょう。

なぜインフルエンサーを吟味する必要があるのか?

先に述べた通り、オーディエンスの需要のおかげで、影響力を持つルックスはお金で買う事ができます。残念ながら、このことが多くの人々は、誰もが一晩にして簡単に影響力を構築することができるイメージを与え、多くの人がとる「成功するまで成功したフリをする」態度が合わさり、事態が悪い方向へと進むのです多くの広報担当者はソーシャルメディアを頼りにして、適当なインフルエンサーを素早く識別します。そして、時間に追われて仕事をしているため、オンライン上で人気を集めている人物なら影響力も持っているに違いないと信じ込み、その人物を当てにしてしまう事があります。

もちろん、それがいつも良い結果となるわけではありません。

ゲッティイメージズやズマなどの代理店でさえ、 (12000人を超える正式なInstagramフォロワーがいたために) 偽の戦争フォトジャーナリストに騙される詐欺被害に遭いました。偽の戦争フォトジャーナリストに成りすました本人は、策略である事が発見される数年前から姿が見つからなくなり、オンライン上での存在も抹消し失踪したのです。

このままEduardo Martinsの正体を知ることはないかもしれませんが、彼の策略にはまった企業は恥をかかされました。Eduardoのオンライン上での存在や、評判の良い企業と仕事をしていることが、彼の主張は真実であることを示す「確かな証拠」であると多くの人々も思い込んでいました。ここで問題となるのは、他の誰かがインフルエンサーを吟味しているに違いないと、疑いを持たずに信じ込んでしまったことです。

自分のビジネスに合ったインフルエンサーを識別する

真のインフルエンサーを見つけることがより困難になっている中、企業が詐欺に遭わないように守っていくことを戦略の最優先事項とし、下記を試してみてください。

1.共通の知り合いを探す

Facebookでは、共通の友人がいるかどうかを見ることができます。もし見つけた場合は、友人にその人物について聞いてみてください。

2.彼らの成長チャートを作成

誰かの影響力を吟味するもう一つの方法とは、ソーシャルメディアチャンネルの成長率を時間をかけて観察することです。1週間前にTwitterに参入した企業が、突然どこからともなく5千から1万人のフォロワーを持っていたりしませんか?この様なサインを見つけて掘り下げていく必要があるのです。オーディエンスのエンゲージメントの構築には時間がかかるのです。

3.インフルエンサーと良い関係を構築する

インフルエンサーと良好な関係を養うには時間がかかりますが、信用できる人々を集められるため信頼性の高いネットワークを構築することができます。

Jersey Mike’sのJosie Capazziは、インフルエンサーと関係作りをすることは、ソーシャルメディア全体に渡ってインフルエンシャルなトレンドに乗り続けること、と述べています。

「自分のオフィスの扉の外で何が起こっているかを理解する必要がある。ただ待てば、何か悪いことや良いことが起きても、それが起こった事を一番最後に知るのは自分となる。」

ここでは、Josieはソーシャルメディア上でインフルエンシャルなトレンドに乗る事について話していましたが、実際に影響力を持つ人々を識別する方法についても同じことが言えるのです。

広い視野を持って、人の持つ影響力を識別するためには、時々オフィスの外に出ていく必要があるのです。

人気サイトなどで大勢のフォロワー数を集めている人がいても、その人が実際に影響力を有しているとは限らない事を覚えておいてください。既述の通り、影響力とはフォロワーの数だけではなく、フォロワーとエンゲージメントも含みます。この騒々しい世の中では、真の影響力を持つインフルエンサーを識別する事がますます困難になっています。このブログ記事の読者はラッキーなことに、インフルエンサーと仕事をする際にはインフルエンサーのどこに着目すればより賢く、より最善な決断を下せるのか理解できた事でしょう。

Meltwater, Christian Karasiewicz