PRはマーケティングと同時に進化を遂げています。PRのプロが、膨大な人員のジャーナリストへプレスリリースを配信して、ジャーナリストが少しでも食いついてきてくれる事を期待しながら、レポーターがプレスリリースに対するコメントを要求してくるのをただ待つだけであった時代は遠の昔に終わったのです。

業績の良いPR専門家は、何もせずに黙って機会が来るのを待ち、危機が訪れてブランドに関する話題が世間の会話をハイジャックするような事態に陥るようなことはさせません。

ストーリーを伝える最良な方法に関するプロアクティブ・シンキングを行うことが、職務上、ますます不可欠となっています。

PRプランニングの基礎

積極的なPRモードに入っている時は、プランニングの基礎を無視してはいけません。例えば、自分のストーリーを積極的に展開できそうなPRチャンスが割り付けられた翌年のPRコンテンツカレンダーを所有することは、とても良いアイディアと言えるでしょう。製品のリリースやアップデート、金融ニュース、トレードショーのようなイベントなどもカレンダーに入れます。会社のカレンダーを見ることで、今後のイベントを把握することができるので、その情報を踏まえた上でPRの計画を練る事ができるのです。

また、季節の催しも取り入れて、貴社のブランドがその機会を活用できるようにしましょう。例えば、企業は年末になると業界の出版物に織り込むための総括記事や、ブログポストを書くことができます。新年に控えるトレンドへ目を向けることと同じです。

トレンドへのアプローチを考える

PRのプロは、今後の展開を予測することができるのか?恐らく無理でしょうが、無理でないこともなく、業界の次なる大きな物を予測することはできるはずです。

プロアクティブPRとは、積極的にブランドの宣伝を行いながら機会を探す一方で、メッセージをビジネス目標と適合させます。トレンド見つける能力もプロアクティブでいることに含まれます。トレンドを生かすためには、会話が盛り上がっている最中にトレンドに乗る事が鍵となります。トレンドに乗るタイミングが遅すぎると、ブランドは取り残される可能性があります。

どうすればトレンドを感じる取ることができるのか?メディアインテリジェンスプラットフォームを使用して、業界の熱を取り上げることで、どのようなホットな話題が浮上しているのか、何となく感覚がつかめるでしょう。

トレンドに乗る為のもう一つの方法としては、自分と同じ業界の向こう側で何が起こっているのかを観察することです。広い視野を持つ事が、様々なトレンドを把握していく上で役に立ち、あなたのビジネスに影響を与える可能性がでてきます。色々な情報源のニュースをフォローする事で、最新情報を入手する事ができるのです。

注意事項: ネガティブなトレンドや、ブランドの価値観に合致しないものは避けた方がいいでしょう。流行りだからという理由で、トレンドに飛びついてはいけません。情報が実際に条件に合っていることを確認してください。

データがPR活動に役立つ

プランニングの際にデータを組み込むことは、良いアイディアです。今後の戦略を立てるためのメトリクスを検討しているのであれば、メルトウォーターのプラットフォームがキャンペーン結果の予測にとても便利な為、その情報を今後のキャンペーンのプランニングの段階で利用する事ができます。さらに、時間をかけてデータを見ることは、今後の活動に有益となるパターンやトレンドの手がかりを見つけることに繋がります。

データでケースを構築することで、より多くの予算を打診することができたり、もしくは、あなたのアイディアを売る事で、アイディアがCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)やその他の経営陣に伝わるようにすることもできます。結局のところ、実質的な数字に基づいていなければ、どれほど優れているPRプランを提示しても、経営幹部がプランを購入してくれる可能性は、ほとんどありません。データを重視するオーディエンスでは、メトリクスを使用して活動を最適化し、過去に成功した作業内容から学習することができます。

PRのアートとサイエンス

プロアクティブPRを実行するためには、やらなければならない事が山ほどある様に聞こえるかもしれません。ですが、プロアクティブPRのプロになる事とは、会話の原動力になることでもあるので、与えられたタスクをこなすだけの仕事と比較すると、とても業務にやりがいを感じられると思います。

もし基本をマスターしてから、トレンドスポッティングのアートにデータを統合して、それから全てのデータをバックアップすることができるれば、尚更良いでしょう。

「私は、トレンドスポッティングにはアートとサイエンスが付きものだと思っています。」IBMデジタル体験マネージャー、Brandi Boatnerは述べています。「トレンドを特定するための特効薬やアルゴリズムがあるとは言えませんが、私たちはデータセットを理解して、自分で理解可能なインサイトを抽出するためにデータの分析することができなくてはなりません。そして、この作業を日常業務ベースで行っていかなくてはならないと思っています。」