新年を迎えると訪れるもの、それは広報活動やソーシャルメディア、そしてデジタルマーケティングのスキルを向上させようという意欲や誓い、そしてそのための新たな機会です。健康的な食事を心掛ける、あるいは新たに物事を始めるなどといった個人的な抱負を語る人は多いでしょう。ならば、仕事にかける抱負を語ってみるのもいかがでしょう?新規顧客へのリーチやインフルエンサーとの関係構築、そしてブランド認知の向上に役立つ5つの抱負を以下にご紹介します。これを読んでスキルアップを目指しましょう!

  1. 包括的なマーケティングプランを策定すると決意する

2017年の新たな戦略構築には包括的なプランの策定が必要です。幸いにも、プランの策定は言うほど難しいものとは限りません!エミリー・シドレーが自身のブログ「How to Create Your 2017 Marketing Plan」で述べたように、5つの簡単な手順を踏めば完璧なプランを作成することができます。

  1. 前年を振り返り、どんな戦略が成功したのか、またどこに機会が隠れているのかを判断する
  2. SMART(Specific – 具体的、Measurable – 計測可能、Attainable – 実行可能、Relevant – 関連性のある、Timely – 適時)な目標を新たに設定する
  3. 画期的で面白いマーケティング戦略についてブレーンストーミングを行う
  4. プランを目に見えるように書いてみる(これを毎月行うと、戦略がどのように連携しているかが見えてきます)
  5. プランを実行し、約6ヶ月後に成果を評価する

マーケティングプランに含めると有用な一般的戦略は以下のとおりです。

  • プレスリリースの作成および配布
  • ローカルイベントの開催および振興
  • 有用かつ関連性が高く、またエンゲージングなコンテンツを使ったソーシャルメディアへの投稿
  • ソーシャルメディア広告の力の活用
  • 定期的なブログ投稿
  • 的を絞った編集媒体へのピッチング(売り込み)
  • 社内報の作成およびプリントまたはEメールでの送付
  1. ソーシャルメディアでより積極的に活動すると決意する

企業がソーシャルメディアに参加すべき理由は数え切れないほど存在します。新たな購買層へリーチするための機会やオーディエンスを個人的に知るための機会が得られるだけでなく、ソーシャルチャネルの強みを顧客サービスに活用することさえできるからです。なぜソーシャルメディアのプレゼンスに投資価値があるのか、数多く存在する理由の中からほんの数例をここでご紹介しましょう。

  • ソーシャルメディアはアウトバウンドマーケティングに比べ、リードのクローズ率が100%高い
  • Facebookで最もエンゲージングな投稿の93%に画像が使われている
  • 中堅・中小企業をオンラインでフォロー・交流する人の84%は、好意的な経験を友人達と共有する可能性が高い
  • インターネットを利用するアメリカ人のうち76%がソーシャルメディアを利用している
  • 消費者の74%が購買意思決定時にソーシャルメディアを参照すると答えている
  • ソーシャルフォロワーの72%は、将来的に購入する可能性がより高い
  • ソーシャルメディアにおいてブランドと良い経験を持ったことのある消費者の71%は、他の人にもそのブランドを推奨する可能性が高い
  • ソーシャルメディアを介して助けられた人の70%が将来的に顧客として戻ってくる
  • 購入者の50%がソーシャルメディアネットワークを介した推薦に基づいて購入した経験がある
  • ソーシャルメディアでブランドをフォローしている人の47%は、その会社のウェブサイトを訪れる可能性がより高い

ビジネスオーナーはおおかたの場合、時間に拘束されているものです。ソーシャルメディアへの情報公開は一番後回しにされているかもしれません。ソーシャルプロファイルを常に維持するための時間が必ずしもあるとは限らないことを私達は理解しています。ならば、ジャーナリストとより良い関係を構築してみませんか?

  1. ジャーナリストとより良い関係を構築すると決意する

新年に重視したい重要事項の1つは、ライターやレポーター、そしてジャーナリストとのより強固で確かな関係づくりです。なぜなら、彼らはあなたにとって世界へのゲートウェイ、つまりあなたのストーリーを語っていく人々だからです。時間をかけて彼ら自身のこと、彼らが書く話題について知ることが大切です。ブランドを売り込むピッチは細心の注意を払って作り、彼らにとって関連性のあるものであることを確認しましょう。またあなたの提供しているものが常に彼らの読者にとって価値あるものであるかも確認することが必要です。

完璧なピッチを書いても、素晴らしいメディアアドバイザリーを作成しても、もしメディアリレーションズのための確固たるプランがなければ、うまくいかないかもしれません。そこで新年は、ジャーナリストとの強固な関係構築が、ピッチを聞いてもらうための、また次の話題の中で会社を取り上げてもらうための最善策の1つになるでしょう。なぜならば、ジャーナリストの多くは、ピッチが送られてきた人物と既に仕事上の関係を持ったことがあると、ピッチを開く可能性が高いためです。それでは、2017年にスタートを切るための4つの方法をご紹介しましょう。

  1. ジャーナリストの最近の記事についてコメントする:レポーターの担当分野あるいは専門分野について調査し、彼らの最近の記事を読みましょう。そして、コンタクトを取る際にそれらの記事を堪能したことを伝えれば、あなたが彼らの記事を追跡していること、正当な理由から繋がりたいと考えていることをメディアに対して示すことができます。さらに、過去6ヶ月ほどの間に彼らが書いた記事を読み、同様の話題あるいはトレンドを既に取り上げてないことを確認すればなお完璧でしょう。
  2. 常に相手を尊重して礼儀正しく接する:ジャーナリストとは、短い締め切りとターンアラウンドに追われる忙しい人々です。彼らはまた、とんでもない数のピッチを毎日のように受け取っています。そのため、あなたの差し出がましいコンタクトはうるさがられる可能性があります。四六時中彼らを追い回せば、あなたのストーリーが取り上げられることは間違いなくないでしょう。ピッチングとフォローアップのアプローチは根気強く。ただし礼儀と気配り、そして相手を尊重する気持ちを忘れないようにしましょう。
  3. 相手が望む場所(と時間)にコンタクトを取る:ジャーナリストの最近の記事を読む以外にも、彼らにとって望ましい連絡先を確認することが必要です。ジャーナリストは担当する部署や出版物を頻繁に変えるため、連絡先が最新のものであるか、別のポジションあるいは会社に移動していないかを確認しましょう。また、コンタクトを取る際は適切な時間帯であることも確認します。
  4. 指示に従う:もしレポーターから特定の製品の高解像度画像あるいはサンプルが必要だと言われたら、最善を尽くして彼らの指示に従いましょう。メディアカバレッジを獲得する機会を逃す前に、締め切りがいつなのかを尋ね、彼らの必要とするものを準備しましょう。

4. よりアクセシブルになると決意する

クライアントやファン、そして顧客にとって、よりオープンでアクセシブルになることを今年の最優先目標としましょう。アクセシブルになるための方法として、ソーシャルメディアに参加することが1つに挙げられますが、企業や製品に関するさらに詳しい情報を必要とする人のためにワンストップショップを構築することがブランド認知度を高めるもう一つの戦略でしょう。

あなたのビジネスに関するすべての関連情報をオンラインで提供するエレクトロニックプレスキット(EPK)の作成を検討してみましょう。EPKは、消費者に対してではなくジャーナリスト向けに書かれているものなので、セールストークを過剰に含むべきではないことを覚えておくことが大切です。素晴らしいEPKには次の要素が含まれます。

  • あなたの連絡先情報:あなたの希望する連絡方法は何ですか?連絡先情報は見つけやすいように、EPKの一番上に記載しましょう。あなたにすぐに連絡を取れるよう、電話番号とEメールアドレスが含まれていることを確認しましょう。
  • あなた独自のメリット:あなたの会社は何をしている会社でしょうか?なぜ特別なのでしょうか?EPKの一番初めの段落の中で、これを明確に述べる必要があります。
  • 業界固有の詳細:あなたの会社が専門に扱うことで、説明しておくべきことはありますか?
  • 創業者の情報:企業の創業者・オーナーとしてのあなた自身の情報を含めた方が望ましいでしょうか?それが意味をなす企業もあれば、必要のない企業もあります。
  • 製品価格:あなたの製品またはサービスの価格はいくらですか?
  • 会社の所在地:会社の所在地はどこですか?消費者からの問い合わせ方法は?
  • ストーリーアイデア:あなたのビジネスについての素晴らしいストーリーとはどんなものでしょうか?あなたのビジネスに関するジャーナリスト向けのストーリーとして、3~5つの基本的なアイデアを提案します。
  • その他の情報:追加すべき事柄はその他にありますか?起業にまつわる興味深い裏話や、共有価値のある素晴らしい構想を記す企業もあります。 

5. 季節ごとのマーケティング機会を活用すると決意する

ホリデーシーズンが過ぎ去ったばかりの新年は、これまでのキャンペーンの成果を判断するだけでなく、次年度に向けて季節ごとのマーケティングアプローチを計画するのに最適な時期でしょう。成果のあったものとなかったものを見てみましょう。課題と機会を書き留めて、季節ごとに来る機会へのアプローチ方法を新たに考えてみましょう。ホリデーはその他にも、バレンタインデーやメモリアルデー、独立記念日、レイバーデーにサンクスギビング、そしてあなたの会社の創立記念日もお忘れなく!

ホリデー期間中に顧客へリーチする方法はいくつかあります。従来のマーケティング手法とデジタル戦略を組み合わせることが必要です。

  • 季節の画像であなたのソーシャルプロファイルを飾り立てる
  • 印刷されたマーケティング資料のすべてにウェブサイトやソーシャルのリンクを記載する
  • 季節ごとにコンテストを開催して、ソーシャルメディアのファンを取り込む
  • 季節限定の商品を作る
  • ホリデー中に、季節の挨拶を含むE-ニュースレターを送る
  • 他の企業と提携してローカルイベントを開催する
  • Instagram、Twitter、Facebook経由でホリデーの準備写真を共有する
  • ホリデーセールを開催する

これらの広報活動やソーシャルメディアに関する抱負は、あなたのビジネスを新たな年の成功へ導きます。また、メディアインテリジェンスの実装とキャンペーンの効果測定を忘れずに行い、KPI(主要業績評価指標)のROI(投資利益率)を正確に把握しましょう。

========================================================
執筆者:Meltwater, Beth Adan