メルトウォーターが香港を拠点として データアナリティクスを行うスタートアップのKlarityを買収

【香港、2017年6月19日(リリース抄訳)】

メディアインテリジェンスソリューションのグローバルリーダーMeltwaterは、高度にローカライズしたコンテンツをアジア市場に届けるソーシャルメディアアナリティクスプラットフォームのKlarityを買収したことを発表しました。Meltwaterの特許取得ソフトウェアを用いることで、企業はWeChatやWeiboなどのオンラインおよびソーシャルメディアのデータを利用し、自社ブランドおよび競争状態をより良く把握し、対応を可能とする信頼性あるインサイトを得ることができます。MeltwaterがKlarityと力を合わせることで、アジアにおけるソーシャルメディア・インテリジェンス力を拡大し、この地域での成長を刺激するサービスを深めることができます。

今回の買収によって、アジア市場の高度にローカライズされたソーシャルインテリジェンスとデータのソースを通じて、Meltwaterの「Outside Insight」プラットフォームのさらなる成長が促進され、両社の顧客は競争における優位性を得ることができるようになります。Klarityの顧客は、Meltwaterのコアプラットフォームから提供される豊富な追加データにアクセスできるようになり、Meltwaterのプロフェッショナルチームによるローカライズされたサービスも受けることができるようになります。

Meltwaterは2001 年にCEOのヨーン・リッセゲンによって創業されましたが、彼はたった一人で1万5,000ドルを元手にこの企業を興し、現在ではフォーチュン500企業の半数以上がクライアントになっています。従業員数は1,500人を超え、事業所は香港、北京、上海、シンガポールなど、六大陸に60か所以上あります。

「Meltwaterが香港市場に参入して11年以上になります。当社は過去24か月にわたってアジアでのサービス提供機会を模索して参りました。私達は、Klarityがアジア最強のソーシャルメディア・アナリティクス企業であると考えています。その技術の高度さ、ローカライズされたコンテンツ、起業家精神にあふれたチームは、最新のプロダクトを構築できる能力を実証しており、そこに感銘を受けています」と創業者でありCEOのヨーン・リセゲンは言います。「当社にKlarityのチームを迎え入れることができ、またアジア市場で今後もより深い展開ができることにわくわくしています。」

「中華圏は、当社がこれまで急速に成長を遂げ、大きな可能性を見出している地域です。当社は、現地で顧客ニーズに対応しつつ、グローバルでは最高クラスのサービスを顧客に提供することに全力を尽くしております。Klarityと提携することで、WeChatやWeiboなどの主なプラットフォームへのアクセスが可能となり、一歩前進することができます」と、Meltwater、APAC取締役のジョン・ボックスは述べています。

2013にローンチされたKlarityは、マーケター、リサーチャー、アナリストに対して、パフォーマンスを評価し、マーケットトレンドを認識し、社会的行動の深遠なインサイトを得るためのソーシャルモニタリングおよびリスニングアナリティクスへのアクセスを提供します。その技術は、複数のソーシャルソースおよびオンラインソース、特に中国に特有のプラットフォームでデータを見つけることを可能とし、高精度のデータを信頼できるソーシャルインテリジェンスへと転化させます。

「当社は、ビジネス戦略と成功を新たに定義するソーシャルインテリジェンスを理解しており、それがMeltwaterのOutside Insightの方針と完全に一致しています」とKlarityのCEO兼共同創業者のクリストファー・ウォンは説明しています。「両社は既に一定期間一緒に組んで仕事をしており、それがわれわれにとって素晴らしい経験となり、顧客に対して付加価値をもたらしています。Meltwaterの一員となることは、ローカライズされたコンテンツと革新的なメディアインテリジェンス・テクノロジーにより、最も信頼でき対応が可能なインサイトを顧客に提供する当社の力を実に強固なものとします」

Klarityの買収に続き、Meltwaterは今年早々、オックスフォード大学の人工知能スピンアウト Wrapidityを買収しました。Meltwaterでは、メディアインテリジェンス・サービスをグローバルで拡大していくために、投資機会とパートナーシップを積極的に探っています。

*本リリースは日本時間2017年6月22日に配信されました。

経営幹者に求められる能力:ソーシャルメディアリテラシー

マーケティングのベテラン演説者として私は、これまでに様々な観点からマーケティングについて語ってきましたが、ここ最近では、ある新しい話題:「経営者のソーシャルメディア」に熱い視線が集まっています。消費者、取引業者とシェアホルダー(株主)は経営者に対しソーシャルメディア上のプレゼンスに、より大きな期待を抱いている事が、明らかになりました。

2015年、ハーバード・ビジネス・レビューに掲載された記事に、世界トップ50に入る大企業のCEO達の80%が、オンラインやソーシャルメディア活動に深く従事していると報告されています。CEO達のわずか36%がオンライン活動していた2010年と比較すと、活動者が飛躍的に増えている事がわかります。この厳しい世の中、強いリーダーはただ社会情勢の流れに沿うのではなく、競合他社と差をつけ、企業を繁栄へと導く方法を習得する必要があるのです。マネージメントの基本をマスターし、ソーシャルメディアを日常業務として取り入れることに加え、更に経営者達は、ソーシャルメディアリテラシーを身につける為に必要不可欠なスキルを持ち合わせているか、自分自身に問いかける必要があるのです。

だが、ソーシャルメディアリテラシーとは、正確にはどの様なものか、また、その重要なポイントとは何か?

ソーシャルメディアリテラシーとは、まったく新しい型のリテラシーを指し、 ソーシャルプラットフォームを理解する以上に、デジタル・ランドスケープをあなたにとって欠かせない重要な専門レパートリーとすることです。知識や技能の視点から、ソーシャルメディアリテラシーを個人と組織の2つの領域に分ける事ができます。

個人の領域から見ると、ソーシャルメディアリテラシーは、コンテンツクリエーター(Content creator)、キュレーター(Curator)とコネクター(Connector)の3つから成ると解釈できます。これら3つのCがデジタルパーソナリティーを作り上げているのです。

コンテンツクリエーションが極めて重要で、私たちが自由にアクセスできる素晴らしいデジタルプラットフォームの数々に、ボリュームと質のあるコンテンツを作り上げ、対話、討論やクリエイティブなアイディアの交換の活性化を促しています。ソートリーダーシップをとるには、コンテンツが肝心ですが、 どのデジタルプラットフォームを使用するかは、クリエーター次第です。例えば、ブログを書くのが苦手で、ブログ更新を非常に面倒と感じてたので、代わりに短い文章で意見や近況をまとめられるTwitterを最大限に活用したり、インスタグラム経由で、コツコツとキャリアを積み上げてきた自分の輝かしい瞬間をとらえた写真を投稿してみたり、LinkedInを使用して同じ業界のプロフェッショナルとネートワークを広げているCEOがいるかもしれません。

使用するデジタルプラットフォームにかかわらず、投稿するコンテンツは経営者のブランド価値を意識した物でなければなりません。積極行動主義や、リーダーシップ、テクノロジーや財政であろうと、自分が情熱を注いでいる物や専門分野を世間の人々に知ってもらうには、ソーシャルメディアは最適な場と言えるでしょう。経営者であれば、思いついた考えを本人の代わりにアシスタントが書き換えることもできますが、肝心なのは、まず経営者自らが有益な知的財産を創作する必要があるという事です。

キュレーションが重要なのは、キュレーションがなければ、閲覧者は散乱した情報の山に埋もれてしまう事になります。まさに、今日のリーダーは、キュレーターと言えるでしょう。内部チームや外部組織は、過剰な情報に攻め立てられている為、適切な背景情報のコンテンツを選び発信していく必要があるのです。どの様な考え、イメージ、アイディアを、特定の利用者が求めているのか、そして、どの情報が、利用者にとって最も関連性があるのか?どうすれば賢く情報がフィルタリングされて、読み手の興味を最大限に引き付けることができるのだろうか?

ブランド・チャンピオンと従業員のコンテンツをまとめあげるのも経営者のためのキュレーション戦略として挙げられます。ブランド共有の気風を吹き込み、ダイバーシティーを全面に出すことで、経営者は魅力的で活気に溢れたイメージブランドを形成することが可能です。優秀な人材が働きたくなる企業作り、消費者が商品を買いたくな仕組みを作り上げることができるのです。キュレーションの際に、簡単で画期的なハッシュタグを活用した優れた事例としてL’Oréalのハッシュタグ#LifeAtLoreal や #LorealCommunityなど が挙げられます。社員に企業イベントや交流会の様子を公開してもらうことで、L’Oréalは社員コミュニティを更に強める事に成功し、ブランドに対し、もっと親しみやすさを感じさせる半面を、幅広い消費者に見てもらうことができました。

まさに、ここでコネクションが生まれたのです。コネクションとは、何がどの様に発言されたかではなく、誰がどの人に対して話しているかという事が重要です。当然、ソーシャルメディアリテラシーが身に付いている経営者はコネクターであり、人々や組織をつなぐ鍵となるのです。朗報なのは、以前に比べると良い人脈を作ることが簡単となり、計画的に絶好のチャンスを捉える準備ができる様になったことです。

イーロン・マスクがTwitterで世間の注目を集めている策略として挙げられるのが、新開発品についての投稿を頻繁に行い、圧倒的な数のフォロワーがいるにもかかわらず、受けた質問には返答していることです。このごく稀な平等主義のアプローチが経営者に大きな利益をもたらし、大勢の人に特ダネを報道する事で、彼らの専門領域を固めることができるのです。

個人レベルで3つのCをマスターするには、経営者らは、組織全体にソーシャルメディアリテラシーを確実に身に付けさせなくてはなりません。CMOやVPだけが問題に取り組むのではなく、このデジタル時代で企業が成長し繁栄していくには、企業にどのようなキャパシティがあるのか、知る必要があるのです。ソーシャルメディアリテラシーを嚙み砕いてみると、機敏性/順応性、集合性、そして信頼性の3つの特徴に分けることができます。これらの3つのAが、最新で革新的な企業としての確立を可能にするのです。

テクノロジーの進化のスピードは、習慣、制度や個人の物事に対する意味づけ等を合わせたスピードよりも速いため、機敏性/順応性が必須となるのです。次に来る波を乗り越えられる人は、波に上手く乗る準備ができているからです。変化の激しい世の中だからこそ、私たちも素早くその変化に対応しなければなリマせんが、変化に対応できる速さは、個人の能力次第です。あなたの企業は、社員のあなたが決断したことに対し機敏に対応することを許可してくれますか?それとも、規則ずくめのため、素早く方針を変えることに、ためらいを感じていますか?選挙対立後に、ツイッターでショーン・スパイサーの批判をDippin’ Dotsが巧妙にかわしたことなどが、機敏性を利用したとても良い事例です。企業が硬い規則や承認に縛られていると、非常に貴重な宣伝機会を逃すこととなります。

功績をあげるには、様々な考えがどのように交錯するのかを知ることが重要な為、集合性は欠かせません。この時代のリーダー達は、多くの人々と交わることが自らを成功へ導くための手段であることに気づく必要があるのです。また、複数の部門(役員会メンバー、顧客、報道陣、内部チーム)から知識を寄せ集め、情報を分析して、最善の決断を下すことが出来なくてはなりません。コミュニケーションの観点からみると、ソーシャルメディアリテラシーが備わっているリーダー達は、単純に解決するものなど、何もないことを理解しています。マーケティングやブランディング、全て画面タッチやマルチポイントで情報流通しているため、私たちはそれに対して、どのように判断し対応するか決めなくてはなりません。

最後に、信頼性が重要なのは、どの企業も社員が企業の顔であり、人間関係を構築するベースとなるからです。企業の透明性という言葉は、ウェブ上では、すでに廃れた言葉で、オープンネットワークこそが重要な信頼関係を築きあげるための真の企業の透明性なのです。おまけに、一生内密に出来るものは何もありません。この事を理解し、その事実を快く受け入れられるのが、賢い経営者です。

まさに彼らが企業の信頼性そのものです。(彼らは、どの様に、どの口調で、人々とオンライン上でコミュニーケーショとるのか?ポリシー(法律が目を通すが、人々に分かりやすい様に話したり)、文化(支持する人、批判する人は内部から出てくる)そして、アクション(発言に対する行動をとっているのか?)は何か。

ここで挙げた項目をチェックリストとして使用した場合、あなた自身や社員チームの経営幹部は、企業をどう評価するでしょうか?ソーシャルメディアリテラシーは経営者にとって、持っていれば有利なスキルだとされていましたが、今後数年にわたり、昇進を狙うには、必要不可欠なスキルとなっていくでしょう。

ソーシャルメディア上で交わされる、目を通す​必要の​あるSNS投稿だけ​をアラート​でお届けするサービスはMeltwaterのエグゼクティブ・アラート。

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執筆者:Forbes、Shama Hyder
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【Meltwaterの気になる話題】トニー賞

6月11日に行われたトニー賞。演劇界のアカデミー賞として注目されており、賞にノミネート・受賞するか否かでその後の作品の成功も左右されます。

今回はニュースの露出とSNS上の露出内容に見受けられた誤差についてご紹介させて頂ければと思います。

SNS上の露出の方がニュースより高いことは予想範囲内だったのですが、興味深かったのはトレンドのワードバブルでした。下記はニュースのトレンドフレームです。最優秀作品賞とミュージカル主演男優賞、他4賞を受賞した「ディア・エヴァン・ハンセン(親愛なるエヴァン・ハンセン)」が目立ちます。

しかし、SNSのトレンドを見てみると

最優秀作品賞を受賞した作品についてではなく、中継の内容などがトピックとして目立っているのが分かります。

プレスリリースやキャンペーンを打ち出す際にこのようにニュースとSNS上で話題となった内容が違う場合、コミュニケーション活動の想定内のことなのか、実はSNS上でもニュースと同じ話題を反映させるのが目的だったのか、レビューする必要があります。

Meltwaterを使用されているクライアント様の中にも上記のようにプレスリリースとSNS上の露出を比較されている方が多くいます。話題となっているトピックをワードバブルで簡単に見ることができるのも特徴の一つです。

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分析対象のソーシャルメディア、ネット記事分類は以下の通りです。

  • ソーシャルメディア:Instagram, Twitter, Facebook, YouTube, ブログ、製品レビュー、フォーラ ム(掲示板。具体的にはログ速、お悩み掲示板等。)、コメント(ニュース記事やブログなどにされているコメント)で公開されているもの
  • オンラインニュース:全世界で250,000媒体、日本は6,000媒体。五大紙(読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞)のネットニュースを含みます)

いち早く業界トレンドを予測する方法

あなたはCEOやエグゼクティブ、リーダーたちが常に次の大きな業界トレンドを把握しているように見えることについて、なぜなのか疑問に思ったことはありませんか?それは単に幸運だからではありません!特にビジネスの場合、時代を先取りするには時間と献身的な取り組みが必要です。ですが、心配いりません。これから紹介するヒントに従えば、業界リーダーへの道を順調に進むことができるはずです。

業界誌を購読する

コーヒーテーブルの上に堂々たる雑誌の山を築くためだけに業界誌を購読することはやめましょう。情報の宝庫を購読し、きちんとそれらを読む時間を作ってください。業界誌を読めば、競合他社の取り組みや業界を席巻しそうなトレンドを垣間見ることができます。ほとんどの業界は急速に変化しているため、周りで起こっていることを完璧に把握するためには、一貫して業界誌に毎号目を通さなければなりません。

顧客の意見を確認する

業界に関する顧客のプライベートな会話を盗み聞きする方法があればと思いませんか?幸いにも、掲示板やフォーラム、ソーシャルメディアの公開メッセージを探せば、顧客がどのようなことを話しているかが分かります。顧客がインターネットを利用するのは、主に不満を言いたいときや、何らかの点で製品やサービスが違っていてほしかったという話をしたいときです。彼らの話をメモし、パターンが見つかったら、ビジネスパートナーにその考えを伝えましょう。市場が顧客の望みに応えるのには通常長い時間がかかりますが、彼らの声に耳を傾ける時間を作ることによって、はるかに迅速に適応できるようになります。

卸売業者と話をする

御社は製品が主体の企業ですか?卸売業者は御社よりもエンドユーザーとの距離がはるかに近いため、彼らの知識を利用すれば、業界の少し先のことを知る手がかりが得られるでしょう。卸売業者は頻繁に小売店を訪れ、スタッフや店主と交流します。その会話を通して、卸売業者は売れている製品と売れていない製品、競合他社の取り組み、顧客の疑問について貴重な知識を得ています。また、卸売業者は最新トレンドをいち早く知る立場でもあるので、彼らと話すチャンスを逃さないようにしましょう。

間接的な競合他社に目を向ける

企業は直接的な競合他社の活動ばかりに関心を持ち、間接的な競合他社のことは完全に無視するという過ちを犯しがちです。なぜこれが問題なのでしょうか?間接的な競合他社は、同じオーディエンスをターゲットとしながら別の製品を販売しているため、顧客の要望に対して独自の解釈をしている可能性があります。例えば、御社がシャンプーの会社で、間接的な競合他社が女性向けのヘアケア製品を扱っているとします。有名ブランドが発表した新製品の大半が縮れ毛を落ち着かせるものだった場合、彼らは女性の望みを知るためのリサーチを行ったとみて間違いないでしょう。したがって、御社はこの情報をもとに縮れ毛を減らすためのシャンプーを打ち出せばよいのです! また、業界外のあまり目立たない間接的な競合他社に目を向けても損はありません。それによって得られた洞察は、やがて役に立つはずです。

業界のニッチな出版物や競合他社についてリアルタイムの情報を入手することは可能ですし、メディア情報を活用すれば、ソーシャルリスニングを通じて業界トレンドがどのように表面化しているかを知ることができます。メディア情報プラットフォームでは、御社の業界と関連業界で進行しているトレンドについて理解するために必要な洞察を導くことができます。

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執筆者:Business2Community、Joel Goldstein
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