新たなソーシャル:ソーシャルメディアが雇用市場にもたらす変化

ソーシャルメディアは、コミュニケーションのあり方やニュースの共有方法、ビジネスのやり方、キャリアの道筋に影響を与え、世界を変えつつあります。最新のデータによれば、米国では人口の81%がソーシャルチャネルを利用し、 ソーシャルメディアには2億件のプロフィール が登録されているとみられています。

これほどまでにソーシャルメディアが普及している現状に鑑みれば、組織が人々にとって意味ある存在であり続けるためには、継続的なソーシャルエンゲージメントに関するしっかりとした戦略が必要となります。ソーシャルメディアは、マーケティングチームや広報チームが縦割りによって独自に取り組むものではなく、あらゆる部門に影響を与え、あらゆる部門の影響を受けます。役職にかかわらず、ソーシャル界に順応できなければビジネスで成功できないという未来もそう遠くないでしょう。

2016年ソーシャルメディアマネージャーに関するインフォグラフィックで示した通り、ソーシャルメディアマネージャーはさまざまな顔を持っています。ビジネスにおけるソーシャルメディアの役割が進化すれば、ほぼすべての部門がそれぞれの専門分野に特有のソーシャル機能について学ばざるを得なくなるでしょう。そう遠くない将来、ソーシャルメディアに関する知識やスキルは、組織のほとんどの職務に欠かせないものになるかもしれません。

一部の役職では、すでにソーシャルがコアコンピテンシーに含まれている

  • データサイエンティスト-ソーシャルメディアとソーシャルマーケティング分析は、確固たるエンゲージメント戦略に欠かせない要素であり、ROI全体を左右します。
  • リクルーター/ヘッドハンター-採用における厳しいKPIを達成するために、人材紹介元および人材供給源としてソーシャルメディアが注目されています。
  • ソーシャルツール/広告技術エンジニア-市場における新たなメディアツールの登場や、デジタルマーケティングに投資する企業が増え、その費用がテレビ広告費を上回っている現状から、エンジニアはモバイルやソーシャルを中心とするオーディエンスに対応すべく製品の機能を調整しなければならなくなっています。
  • カスタマーサービス/コミュニティマネージャー-ウェブ上で運営されている企業であろうと近隣にある企業であろうと、顧客は今やソーシャルメディアを通じて質問に対する回答を入手し、問題を解決しています。しかし、ソーシャルチャネルを通じて依頼に対応したり要望を解決したりすることにより、幸いにも高いカスタマーサービス満足度を得られます。
  • 法務-社内法務チームと社外弁護士はいずれも、Instagramの景品に関する規則や規制を作成する、あるいはソーシャルメディア危機が起こった場合に指揮を執るといったことを求められる可能性があるため、ソーシャルメディアに関するリスクや規制を評価する必要があります。
  • ジャーナリストおよび編集者-ターゲットとするオーディエンスを絞るということはオーディエンスを細分化することにとどまらず、居住地やコンテンツの消費方法も関わってきます。ジャーナリストや編集者にとって、ソーシャルメディアで存在感を示し、それを維持することによって、従来のメディアを超えて会話を続けることは、インフルエンサーとしての地位を確立することにつながります。
  • メディアプランナーおよびバイヤー-人気のあるウェブサイトのバナー広告を購入するというのは昔の話です。メディアバイイング の範囲はデジタル資産やさらにはウェブの枠を超えて拡大しており、現在はソーシャルメディアプラットフォーム内にグラフィックやコピー、動画、GIF、写真、ポッドキャスト、ブランドコンテンツといったオプションをしっかりと盛り込むことも含まれます。メディアプランニング戦略は、それ自体がキャリアパスなのです。
  • コンテンツストラテジスト-コンテンツが王ならば、コンテンツストラテジストはチャネルやキャンペーンを運営し、エンゲージメントを向上させる上司です。コンテンツは、「デジタルファースト」戦略だけでなく、「ソーシャルコンテンツファースト」という考え方に基づいてデザインされています。
  • クリエイティブ(コピーライター、デザイナー)-ソーシャルメディアに特化したコンテンツは急拡大し、ツイートからB2B に関する長文のブランドコンテンツまで、さまざまな要求に対応しています。クリエイティブ職は、ソーシャル分野に合わせて技術を磨く必要があります。各プラットフォームでオーディエンスがどのようにエンゲージし、コンバージョンするのかを熟知した上で、コンテンツを作成しなければなりません。
  • UIUXデザイナー-デザインは、情報アーキテクチャという限られた領域にとどまらず、ユーザー(UserのUは大文字)がいる場所(ソーシャルメディア)でユーザーに出会う組織や経験を含むまでに成長しています。今日のデザイナーは、ソーシャルが流れを作るだけでなく本物の経験を促すことを理解しています。

ソーシャルメディアがかけがえのないものになり、ソーシャルメディアに関する以下のような新たな役割や専門職が登場している

  • ソーシャルメディア分析マネージャー
  • ソーシャルメディアストラテジスト
  • デジタル/ソーシャルメディアプロデューサー
  • ソーシャルメディアコンテンツ開発者
  • ソーシャルメディアキャンペーンマネージャー
  • コミュニティストーリーエディター(Snapchat)
  • Facebook、Instagram、Twitter、Snapchatなどのアカウントエグゼクティブ(セールス)
  • 各種ソーシャルメディアのマニア、スーパースター、権威、先生、達人

したがって、ソーシャルメディアを通じて足がかりを得方法を模索している人にも現在の役割を拡大する道を探っている人にもチャンスはあります。ベテランのソーシャルメディアマネージャーとして中心的な役割を担いたいと考えている場合、あるいは現在の役割の中でより広い責任を果たしたいと考えている場合のいずれにおいても、ソーシャルメディアに関する見識を高めるのが賢明な戦略といえるでしょう。ソーシャルメディアが雇用市場に変化をもたらす中、その現実があなたにどのような影響を与えるかを左右するのは、ソーシャルメディアに関するスキルを駆使して自らの課題にどう向き合っていくかということです。

組織全体にとって、ソーシャルメディアは成り行き任せでは済まないほど重要なものになっています。予算の規模にかかわらず、ソーシャルメディア戦略が不可欠なのはそのためです。御社のソーシャルメディア戦略を確実に成功させるため、当社の電子書籍をダウンロードしてください

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執筆者:Karen Uyenco

【Meltwaterの気になる話題】ビットコイン

2009年に運用が開始された仮想通貨「ビットコイン」。3年ほど前に日本を拠点とした取引所が破綻してからあまり名前を聞かなくなっていましたが、ここ一週間ほどで家電量販店のビックカメラやLCCのピーチ・アビエーションなどの企業がビットコインの決済導入の発表やランサムウエアの身代金に使われるなど、ニュースで頻繁に取り扱われています。

過去6年のニュース上のメディア露出を見ても、露出の件数も最近になるまでは大きく変動しているのが分かります。

2017年(今日、5月25日まで)のニュース露出件数も(SNSとは比べ物になりませんが)右肩上がりなのが分かります。

上記同期間(2017年)のニュースとSNSの露出を比較すると圧倒的にSNSでの会話が多いのが分かります。

*緑線がSNS、青線がニュース

ニュースそしてSNSの露出の中で上がってくるキーワードがどのようなものかと思い、「トレンド」というフレームでデータをまとめた結果、やはり「ビックカメラ」や「ランサムウェア」などの単語がビットコインと関連して露出されていることが見えます。

ニュースとは違い、SNSではビットコインの話題ではなく、ビットコイン自体と関連のある「TLC」や「ノアコイン」などのキーワードが出てきています。

海外旅行客の利用を想定しての導入されていると考えられているビットコインですが、今後どのような企業が取り入れ、ニュース・SNSとともにどのように話題になっていくのかがとても興味深いです。

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分析対象のソーシャルメディア、ネット記事分類は以下の通りです。

  • ソーシャルメディア:Instagram, Twitter, Facebook, YouTube, ブログ、製品レビュー、フォーラ ム(掲示板。具体的にはログ速、お悩み掲示板等。)、コメン ト(ニュース記事やブログなどにされているコメント)で公開されているもの
  • オンラインニュース:全世界で250,000媒体、日本は6,000媒体。五大紙(読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞)のネットニュースを含みます)

メルトウォーター、 インスタグラム インフルエンサーマーケティングツールexpausを提供

Meltwater Japan株式会社(本社 Meltwater Inc.米サンフランシスコ、代表取締役 ヨーン・リッセゲン) は5月18日、インフルエンサー・マーケティング・プラットフォーム「expaus (エクスポーズ)」を提供する株式会社Lxgic (ロジック 本社:東京都江東区、代表取締役:比留間研太)とパートナー契約を結び、その販売体制が整ったことを発表します。Meltwater Japanとしてはこれが日本国内初のパートナー契約(再販売)の締結となります(契約締結日:2016年10月7日)。

インフルエンサー・マーケティング・プラットフォームのexpausは企業が自社のブランドイメージにあったインフルエンサーを検索し、契約交渉を行えるプラットフォームで、2016年6月22日に企業向けにサービスを正式に開始しました。同プラットフォームには、2500人を超えるインフルエンサーが登録されており、そのフォロワー数の合計は1億人を超えています(2017年5月18日現在)。

消費者にとってマイクロインフルエンサーの影響力が高まっていると言われている今、インフルエンサーとの繋がりを構築するのは企業の広報・マーケティング活動にとっての大きな関心事となっています。

企業は、インフルエンサーを起用する際に、ブランドイメージやターゲット層に合う人物を選択する必要があります。消費者がどのような人物を求めているのか、どのような人物が本当に影響力があるのか、Meltwaterでトピック全体のリサーチをした上でexpausで求めているインフルエンサー選択をすることができます。このようにexpaus とMeltwaterのソーシャルリスニングのサービスを組み合わせ活用することで企業のインフルエンサーマーケティング活動をキャンペーンの開始から終了後の効果測定までが円滑に行えるようになります。

Meltwaterは多国籍・他言語で利用出来るソーシャルリスニング・クリッピングクラウドとして、様々な国で利用されています。そのため、海外でも実績をあげているexpausを提供するLxgicと契約を締結する事で、日本国内に留まらないビジネス展開を推進していく予定です。

■Meltwater について Meltwater は、企業が社外からの知見に基づいて、よりよく情報を活かした意思決定ができるように 支援します。23,000 社以上の企業が、何十億件もの会話の中で話題のトップに残り続け、関連性 の高い知見を抽出し、ブランドの戦略的管理に使用し、競争力を保ち続けるために、Meltwater のメ ディアインテリジェンスプラットフォームを使用しています。6 大陸に 60 か所の事務所をもつ Meltwater は、ローカルな専門知識の上に構築されたパーソナルなグローバルサービスを専門にし ています。Meltwater はまた、将来世代の起業家育成を専門とする非営利団体の Meltwater Entrepreneurial School of Technology (MEST)を運営しています。

■株式会社 Lxgic について 2015 年 6 月 30 日に日本で設立され、2016 年にインフルエンサープラットフォーム「expaus」の提供 を開始しました。2500 名以上のインフルエンサーから登録があり、国内最大級のインフルエンサープ ラットフォームとなっております。インフルエンサーを起用したい企業と、コラボを行いたいインフルエン サーを円滑にマッチングするだけではなく、分析機能を活用して、データに基づくマッチングが可能と なっております。ヨーロッパに子会社を設立しており、ファッションやコスメのリーディングブランドを含 め、国内外 60 社以上のクライアントに利用されています。 今後はインフルエンサーマーケティングに止まらず、様々なサービスの運営を予定しております。

PRとマーケティングのトレンド:メディアを取り巻く環境の変化はブランドにとって何を意味するのか

*本ブログでハイパーリンクされている記事は英語です。

メディアを取り巻く環境は、今後も変化し続けるでしょう。テクノロジーによってコミュニケーションのスピードが速まるにつれ(人の心を読むことができない限り、リアルタイムより速くなることはありませんが)、ブランドとメディアとの関係も変化しています。お気に入りの雑誌や新聞は手に取れる紙が良いと考える人もいますが、好むと好まざるとにかかわらず、世界はデジタル化し、従来からあるメディアの多くは苦境に立たされています。出版物は休刊となり、メディアはニュースのデジタル化を実現すべく資源を投入しています。それは、消費者の行動についていくためだけでなく、ニュースサイクルに対応するためでもあります。

ソーシャルメディアを開いてみましょう。私たちは、決まった時間にニュース番組でニュース速報が流れるのを待つことも、それが翌朝に新聞で「大きな記事」になるのを待つこともありません。ストーリーはそれが起こった瞬間にソーシャルメディアで取り上げられ、記者や編集者は遅れをとらないように慌ててニュースに参加しようとしています。

メディアは従来、テレビやラジオ、印刷媒体で構成されていましたが、今やその範囲は多くのデジタルチャネルを含むまでに拡大しています。そして、デジタルチャネルで影響力を持つのは、有名な記者や著名なニュースキャスターではなく、代弁者です。

ソーシャルメディア時代の到来により、メディアは新時代に突入しました。自分たちの発言を信用するフォロワーのネットワークを構築することにより、クリエーターやインフルエンサーがオンラインでセレブリティの地位を獲得する時代です。そのネットワークは、ライフスタイルやビジネスなど多様なトピックに関する最新のニュースを知るため、定期的にチャンネルを合わせて動画を視聴したりブログを読んだりします。ターゲットオーディエンスがすぐに情報にアクセスできる環境の中、場合によっては独自の極めて独断的なコンテンツがこれまでにない世界をもたらしています。

変化は容易ではないかもしれません。しかし、これに関しては、ブランドにとって大きなチャンスです。ブランドはメディアを取り巻く環境の変化からどのように恩恵を受けることができるのか、5つの方法を紹介します。

コンテンツ管理の強化

新たなデジタルチャネルとは、すなわちブランド自身が業界とターゲットオーディエンスにとってのインフルエンサーになれるということを意味します。経営者は有名ブログを作ることによってオピニオンリーダーになれますし、ブランドはソーシャルメディアの口コミによって知名度を高めることができます。それにはわずかな労力しかかかりません。(有料・無料を問わず)ブランドコンテンツを発表する絶好のチャンスであり、それはつまりメディアが取り上げてくれることを期待するのではなく、ターゲットを絞ったコンテンツ戦略に注力できるということです。どうか発表されるメッセージが明確でありますように!

あるいは、1対1でインフルエンサーと直接手を組み、ターゲットオーディエンスの共感を得るような独自の限定コンテンツを作成するのもよいでしょう。成功するインフルエンサー戦略を立てるには、より多くの創造的プロセスが関わってきます。これにより、メディアやインフルエンサーに対して、ターゲットをしっかりと絞った個人的な売り込みが可能になります。重視すべきは、量ではなく質です。

ターゲットオーディエンスとの直接的なつながり

ブランドは、独自のブランドチャネルまたはすでにリーチを獲得しているインフルエンサーを通じて、オーディエンスと直接つながることができます。ブランドのファンになってもらうためには、直接的な関係を通じて信頼を築くことが重要です。確かなコミュニケーションによってすでにその信頼を確立しているインフルエンサーと協力できるなら、それを生かすのがよいでしょう。

動画の活用

私がクライアントとメディア戦略に取り組む場合、最終的なゴールはいつもテレビです。現実には誰もがニュース報道や昼間のライフスタイル番組を探し求めています。メディアを取り巻く環境が整った今、ブランドには独自のブランドチャネルとインフルエンサーの両方を介し、動画を通じてオーディエンスとつながるチャンスがあります。また、ビジュアルライブラリーを用意しておけば、特定のメディア業界のプロデューサーから注目されます。ただし、文章とビジュアル両方のコンテンツを含むコンテンツ戦略を立てることを忘れないでください。デジタル形式であっても、印刷媒体が今すぐどこかに行ってしまうということはありません。

リアルタイムの自然なつながり

ソーシャルメディアは進化し続け、PeriscopeやFacebook Live、Snapchat Live、Blabなど、ブランドやインフルエンサーがリアルタイムでオーディエンスとつながることのできるライブストリーミングにアクセスできるようになっています。すべてのチャネルを利用する必要はありませんが、ブランドにとって意味のあるチャネルは検討すべきです。少なくともイベントをリアルタイムでつぶやいていないなら、絶対に取り掛かるべきでしょう。

ソーシャルメディアの重要性の高まり

ソーシャルメディアで発信される情報が増えるにつれ、メディアはそこからアイデアを引き出すようになっています。ジャーナリストの80%がソーシャルメディアでリサーチを行っています。ブランドをソーシャルチャネルで少し流行らせることができれば、彼らはそれを取り上げるでしょう。つまり、自ら貴重な宣伝のチャンスを作り出すのです。

変化は必ずしも怖いものではありません。メディアを取り巻く環境の変化により、この10年で広報のあり方も大きく変化しました。そして、世界がデジタルというウサギの穴にさらに深く入り込んでいく限り、その変化は続くはずです。変化と戦うのではなく、変化を受け入れるのが一番です。

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執筆者:Business2Community、Candace Huntly
このブログはSongBird Marketing Blogに掲載され、転載されたNewsCred出版者ネットワークから許可を取得しています。

適切なソーシャルチャネルで有効なインフルエンサー戦略を立てる方法

インフルエンサーマーケティングについて聞いたことがある方も、どのようにキャンペーンを展開するのかということに関してはよく分からないのではないでしょうか。インターネット上での有名人が持つ知名度の高さは魅力的ですが、たまたま大勢のオーディエンスを獲得した人物と提携することによって、単純にキャンペーンの成功を追うことはできません。

重要なのは、適切なパートナーを見つけ、コンテンツをビジネス目標に帰結させるための方法を理解することです。そのため、他のキャンペーンと並行して、ブランドの認知度を高める有効なインフルエンサー戦略を立てることが不可欠です。

YouTubeで見せて話す

YouTubeは、ウェブ検索エンジンとして親会社であるGoogleに次ぐ第2位の規模を誇ります。面白い映像や感動的な映像、教育的な映像を求めるオーディエンスによって、世界中で毎月数十億時間の動画が視聴されています。
YouTubeで活躍する有名な美容インフルエンサーのMichelle Phanは、ブランドがこのチャネルでいかにして知名度を高めることができるかを示す好例でしょう。Phanは、メイクが好きな人たちに向けて人気のルックに仕上げる方法を教える美容チュートリアルを提供し、有名になりました。2010年には、これに注目したLancômeが彼女を初の動画ブランドアンバサダーに指名し、それ以来、このYouTubeのスターと提携して撮影中に使用する製品を提供しています。その結果、Phanの忠実なファン層は、彼女の支持するものは信頼するという理由だけで、本来ならば見過ごしていたかもしれないブランドに注目し始めたのです。

ブランドが見た人の記憶に残るという意味で、YouTube はチュートリアルやハウツー動画に加え、妙技やちょっとした事件を娯楽として提供するのに最適です。YouTubeでインフルエンサーを見つける場合、ブランドは登録者数や視聴数の先に目を向け、コメントの心理を調査した上で、その影響力がインパクトへとつながるスターを選ぶ必要があります。メディア情報プラットフォームは、特定のキーワードやトレンドが数カ月間でどのように発展していくかを調査するのに役立ちます。ブランドにとっては、ただ視聴数を稼げる人物よりも、持続的に熱のこもった会話(と好意的な評価)を生み出せる人物の方が貴重です。

Instagramでインスピレーションを与える

Dave Burtは、Instagramで@londonというアカウントを開設し、旅行好きのフォロワーにロンドンの日常的な光景やざわめき、出来事を伝えています。ロンドンとパリを結ぶ鉄道EurostarのブランドコンテンツがBurtおよび彼のロンドンというハンドルネームと提携したのはそのためです。スポンサーコンテンツでは、イギリスから気楽に電車に飛び乗れば、フランスの夢のような保養地で過ごすことができるということを紹介しています。また、@londonのInstagramフィードを追いながら、自分でも同じように旅の計画を立てる機会が与えられるのも便利です。憧れがたちまち身近になり、行動につながります。(少なくともそれが希望です。)

提携相手となる有望なInstagramのインフルエンサーを探す際には、そのポストが獲得しているエンゲージメントを注視しましょう。最近はフォロワーや「いいね!」を簡単に購入できるため、アカウントのフォロワー数は問題ではありません。コメントで友人をタグ付けしているユーザーやエピソードをシェアしているユーザー、質問しているユーザーを確認するとよいでしょう。

IGの進化によってインフルエンサーにはオーディエンスに到達する新たな道が開けたということを心に留めておきましょう。今でも写真や動画の投稿が一般的ですが、カルーセルやInstagram Storiesも利用できます。さらに、こうした変化によって、多くのインフルエンサーがInstagramを扱いやすいと感じ、SnapchatからInstagramにシフトしています。
「Snapchatがクリエーターとの連絡手段を設け、私たちのプラットフォームに対する理解を後押しし、ブランドと[もっと簡単に]連携することができるようになれば、Snapchatで最高のコンテンツを投稿することにもっと力を注ぐでしょう」。同プラットフォームで「Shonduras」として知られるインフルエンサーのShaun McBrideは、このように述べています。

エディトリアルコンテンツで説得し、教育する
初期のインフルエンサーマーケティングであるブログのエディトリアルコンテンツは、現在も引き続きあらゆるプログラムの心臓として鼓動しています。Studio DIYとして知られるKelly Mindellは、最初はブログで華やかなプロジェクトや楽しいプロジェクトを紹介することによって自身のブランドを構築しました。ここ数年でそのブランドは帝国へと成長しましたが、ブログコンテンツは現在も彼女の輝かしい世界の中心となっています。Cupcake Kissesを使って流行りのバレンタインスイーツを作るなど、HERSHEY’Sのようなブランドが読者に製品の可能性を教える指南役として彼女を指名しています。

YouTubeやInstagramなどのチャネルはすぐにヒットして注目を集めることができる一方、ブログのエディトリアルコンテンツは製品やサービス、経験を深く考察することができます。一般的に(ブランド)コンテンツについて検討し、読み、考える時間が長ければ長いほど、製品を購入したりサービスを試したりすることを検討する可能性が高くなります。

ブロガーのコンテンツはそれ自体が雄弁であるため、エディトリアルコンテンツのインフルエンサーを見つけるにあたっては、必ずコンテンツを読み込み、下調べをしましょう。彼らが扱っているトピックを調査し、キーワード検索を掘り下げ、彼らのソーシャルプロフィール(と彼らが引き出しているオーディエンスのエンゲージメント)に関する情報を入手できるため、ここではインフルエンサーのデータベースが役に立ちます。

その他のソーシャルチャネルに目を向ける
TwitterやPinterest、Facebookなどのチャネルは、インフルエンサーマーケティングにおいて一定の役割を担っていますが、補助的なディストリビューション手段として機能するのが一般的です。ブログの投稿へのリンクをシェアし、チュートリアルをピンし、ディスカッションをリツイートします。ただし、御社の戦略で対応できる場合は、(Facebook Liveのイベントなど)プラットフォームに特有の機能と関連付けたクリエイティブアクティベーションが非常に効果的です。
どのチャネルからインフルエンサーコンテンツを調達するにしても、オーディエンスと同じようにソーシャルメディアチャネルを閲覧してみるべきです。それによって、ブランドに関する発見、検討、決断がどこで行われるのかが分かります。

成功のポイント

クリエーターの独自の視点やオーディエンス、スタイルを生かしてブランドが単独でできないことをするのが、最良のインフルエンサーマーケティングキャンペーンです。達成しようとしている目標が何であれ、いくつか覚えておいていただきたいことがあります。

  • 献身ではなくコラボレーション。インフルエンサーは、彼ら自身のクリエイティブディレクターです。アイデアを完全にコントロールするのを諦めなければならないのは不安かもしれませんが、インフルエンサーはオーディエンスと個人ブランドを開拓するために懸命に努力してきたということを忘れないようにしましょう。オーディエンスに到達する方法についてパートナーがブランドの目標を念頭に置いてアイデアを出せるよう、キャンペーンの開始時にブリーフィングを行ってください。
  • 関係を明らかにする。FTCはスポンサーコンテンツに関するガイドラインを更新し、ほとんどのインフルエンサープロモーションに対してその表示を義務付けています。これを怠ったブランドは、高額な罰金やその他の法的責任を課される恐れがあります。
  • 独占性を要求する。インフルエンサーが御社と仕事をした直後に競合他社と提携できないような契約を交渉しましょう。期間は6カ月から1年が最も一般的です。
  • ROIを把握する。コンテンツの提供とその結果として得られるエンゲージメントについては、恐らくインフルエンサーの独自チャネルに頼ることになります。新たなフォロワー、ハッシュタグ、サイトへの訪問、購入のすべてをキャンペーンに結び付けることができるよう、データへのアクセスや報告サイクルをしっかりと確立しておきましょう。

オーディエンスがエンゲージするプラットフォームを特定し、最も大きなインパクトを与えるインフルエンサーを調査し、インフルエンサーマーケティングがどのようにしてブランドに勝利をもたらすかを理解し、インフルエンサーとの関係を継続させるための電子書式をダウンロードしていただいたからには、どのようなプラットフォームを選んだかにかかわらず、御社のブランドと御社が提携するインフルエンサーの双方に投資の恩恵がもたらされるはずです。

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執筆者:Meltwater、Steph Parker