【Meltwaterの気になる話題】エア花見って?

今回のブログのネタ探しをしている時、季節感のあるトピックがいいなと思い「お花見」や「花粉症」などが浮かんだのですが、もう少しヒネりのあるものがないかな、と思っていたところ見つかったのが「エア花見」でした。

3月27日に更新された「さくら開花予想」によると、関東の満開予想日が遅くなり、4月2日(日曜日)が現在の満開予想日となっています。週末の間も雨や寒い日が続いていたので、「花見」や「さくら(桜)」などのSNS上のキーワードを検索した際にどのようなキーワードが関連して出てくるか、などをダッシュボードのトレンドフレームで可視化しました。

検索期間:2017年2月27日〜2017年3月28日

やはり、季節を連想するような「春」であったり、さくらに関しては限定商品を発売している「スタバ」などが関連トピックとして出てきます。ですが、上記だけだとありがちになってしまうので、(週末の間寒かったということもあり、)今度は「花見」ともう一つ「室内」というキーワードを検索しました。

*検索期間はダッシュボードフレームで調整しています。

そうすると、下記のような関連キーワードが出てきました:

ここで出てきた「エア花見」というキーワードは私にはまだ馴染みのないものでした。
調べたところ、エア花見とは室内でお花屋さんで購入した桜を飾って見たり、桜の写真を投影したりするなどで花見気分を味わうことです。寒くない、場所取りなどが必要ない、などのメリットがあり、朝の報道番組で取り上げられたことから話題になっています。
コンテンツストリームでニュース記事を検索すると、過去一ヶ月で98件の記事が掲載されており、下記からも見ていただける通り、キリンはハッシュタグキャンペーンを打ち出しているのも分かります。

昨年と今年のキーワード露出を比べても、一目瞭然で「エア花見」(青線)は昨年は全く話題になっていなかったのが分かります。
2016年:

2017年:

今年はエア花見、してみませんか?

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分析対象のソーシャルメディア、ネット記事分類は以下の通りです。

  • ソーシャルメディア:Instagram, Twitter, Facebook, YouTube, ブログ、製品レビュー、フォーラ ム(掲示板。具体的にはログ速、お悩み掲示板等。)、コメン ト(ニュース記事やブログなどにされているコメント)で公開されているもの
  • オンラインニュース:全世界で250,000媒体、日本は6,000媒体。五大紙(読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞)のネットニュースを含みます)

デジタル時代における広報担当者の難関

プレスリリースを記者一人ひとりにファックスで配信する、というのは今ではあまり聞かない作業ですが、このブログを読んでいる方の中には経験者も少なくはないでしょう。

配信にファックスを使う、という時代からインターネットが生活の一部の今、PR職の我々にとっては仕事内容がだいぶ変わりました。インターネットがあることにより便利・効率良くなったことがほとんどですが、それと同時に新たな課題・難関が浮上しているのも事実です。

このブログ投稿では「デジタル」がPRプロに与える影響について考えたいと思います。

危機管理ーもう対策時間に余地はない

クライシスが起きた時、事態に対応する時間・対応が求められている時間がどんどん短くなっています。

「クリティカル・コミュニケーションズ」の設立者でサウスウェスタン大学の准教授でもあるジョン・トンプソンは世界を代表するIT企業との職務経験があります。Intel、DellやMotorolaなどと仕事の経験のあるトンプソン氏はインターネット界で初(と言っても過言ではない)クライシス、1990年代Intelの「ペンティアム・ポロセッサー クライシス」も間近で対応経験があります。

時代の変化について「その頃はメディア対応をするのに何時間も時間がありました。今ではその時間が「何分」の世界に短縮され、私達は的確な対応をすることが求められている」とトンプソンは言います。

クライシスが起きた時、企業は早急な対応が求められます。起こり得るシチュエーションを全て想定し、事前に対応策を準備しておくのが必要です。消費者はクライシスが起きた時に企業の対応を観察し、SNSで厳しく批判することがあります。対応の仕方によっては企業としてレピュテーションを持ち直すのがとても難しくなります。

Polycomでグローバル・コーポレート・コミュニケーションズをリードしており、Appleの広報チームで10年の経歴のあるキャメロン・クレイグは通販サイト「Zappos」の危機管理手法を良い事例として紹介しています。大幅なリストラをしなければいけなくなった時、Zapposは社内向けメッセージを社外向けサイトにも載せたのです。

「リストラは受け入れづらいニュースですが、Zapposの対応の仕方はブランド力を強めました。消費者は企業の透明性を評価したからです。」とクレイグは説明します。

ニュースを「秘密」にする

クレイグは秘密を守るのもインターネットの為さらに難しくなっている、と話します。
Appleに勤めていた時代、新製品の発表は当日まで守ることが可能でした。
「今は製作に時間が掛かればかかるほど、発表まで詳細がリークされないことが難しくなっています。」
このような時、クレイグは情報がリークされた場合、受け入れるのが一番とアドバイスします。ブランドによってはわざと情報をリークする場合もあるでしょう。

同じく、Appleでは社内イントラネットで最新ニュースを紹介した際にそれがリークされる、ということが起きましたが、実はリークされることを見越していたのではないか、と考える人もいます。

クレイグはこのようなシチュエーションに対し、「社内・外のコミュニケーションズの壁がなくなってきているのであれば、コミュニケーションの仕方を変えるべき」と提案します。

広報担当者の直面する倫理的問題

倫理的な問題は時代に沿って変わっているのでしょうか?思っているよりは変わっていないかもしれません。クレイグとトンプソンは移り変わりについて以下のように話しています。

クレイグ:「変わった面もありますが、どちらかというとあまり変化はありません。記者からくる質問に対しても、一つ一つ評価し、ブランドに対してどのような影響を与えるか、など全てを考える必要があります。」

トンプソン:「広報担当者は常に物議を起こすようなトピックの対応をすることが求められています。社内議論の結果、個人としては納得のいかない結果でもリリースを書くなり、行動に移さないといけないこともあります。このようなことは時代を問わず起きています。ただ、今はトピックに対して誰もが意見を持ち、議論することができるようになっています。そこが広報担当者としては悪夢のようなシチュエーションなのです。」

企業のメッセージングの必要性を理解している広報担当者にとってデジタル時代はメッセージングのドライバーになる良いチャンスです。

インターネットで誰もが編集長に

インターネットの普及で広報担当者を悩ませていることもある反面、チャンスとなっている部分もあります。独自のコンテンツ配信ができることはチャンスの一つです。

「LinkedInやMedium、そしてハフィントンポストなどから独自のコンテンツを投稿するのはとても簡単にできます。効率良くこのようなプラットフォームを使用することで一から始めるよりも大きなオーディエンスにリーチすることが可能です」ークレイグ

トンプソンは「多くの企業はまだ独自のコンテンツ作成・配信と企業ストラテジーを繋げる、最初の段階にいる」と企業の現状の見解を話します。「クリック数を数えることにフォーカスを当ててしまい、業界での立ち位置を確立する、ということが目標の二の次になっています。人気アニメの画像を投稿すればクリック数は増えますが、決して業界での立ち位置を確立することには繋がらないでしょう。」

広報担当者の役割は進化し続けています。

今求められているコンテンツはセールスピッチではなく、記者が書いたかのようなコンテンツで内容に興味を持った人が純粋に「読みたい」と思ってくれるようなものです。

このような方向転換で新しいチャレンジに直面しますが、その難関のおかげで良い方向にコミュニケーションズ活動を進めることができます。広報担当者は常に進化し続け、時には慣れ親しんだ手法を捨て、次のステップに進むことが必要です。

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執筆者:Meltwater, Michelle Garrett

プレゼンテーション力:難しい質問に落ち着いて答える

「どのようにしたら質問をもっとプロフェッショナルに答えられるでしょうか?」Mindful Presenterではこのような質問を良く聞かれます。

実はみなさんが考えられているよりもこれは難関だと思います。

セミナー受講者に質疑応答について深掘りする為にヒアリングを続けると、さらに以下の3つの質問が浮上します:

1. 「答えの分からない質問をされた時、どうやって自信を持って(恥をかかずに)答えればいいでしょうか?」

2. 「質問の意味が分からない時はどうすればいいですか?」

3. 「攻撃的な質問にはどう受け答えをすればいいですか?」

まず最初に私たちがしなければいけないのはまず、「質問をされる」ということに対する考えを変えなければいけません。「質問されている」と意識しすぎてしまうため、構えすぎてしまうのです。

そのため、質疑応答の時間は「真実が明かされる時」と思いがちになります。

私たちは何週間と数え切れないほどの時間をかけ、記憶に残る、役に立つコンテンツのプレゼンテーションを作り上げてきました。内容の発表の仕方、しぐさなども全て練習し、トレーニングを行います。

聞かれるであろう質問を全て想定し、準備をします。

では、何が問題なのでしょう?

失敗する恐怖、というとてもシンプルな問題です。考えすぎた結果、私たちは自分が難しい質問にどう答えるかに全てを賭けてしまっているのです。残念ながら、私たちの質問の受け答えの仕方に対する恐怖というのは間違ってはいません。しかし、それを改善する余地はあります。

では、改善点を考える前にインターネットで回っている「間違ったアドバイス」を見て見ましょう。

「それは良い質問ですね」

プレゼンテーションセミナーなどで言われがちなこのコメント。良く考えて見てください。「バカ」な質問を聞かれた時に登壇者が「それは良い質問ですね」と言っているのを聞いたことはありますか?逆にその質問の次にあなたが質問をした場合、同じようなコメントがなかった時、どのような気持ちになりますか?きっと自分のした質問が「良い質問ではない」と必然的に思ってしまうでしょう。

ではこのような質問をされた時、どうすればいいのでしょうか?

「答えの分からない質問をされた時、どうやって自信を持って(恥をかかずに)答えればいいでしょうか?」

答えの分からない質問を無理に答えると信憑性がなくなってしまいます。嘘をついたり、見栄をはるのではなく、これを試してみてください。

質問をされた時、一歩前に踏み出てみてください。座っている場合は席から少し前かがみになってみてください。

実は、答えが分からない時、人は動揺して一歩下がってしまう習性があるとご存知でしたか?
あなたへのチャレンジは一歩前に踏み出て、質問者を見て「分かりませんが、確認してお答えします」と答えることです。

オーディエンスに質問を振る

「分かりませんが、来場者に答えを知っている人はいるか気になります」

「答えを知っている人はいますか?」

見解をシェアする

私が答えられない質問をされた時の好きな対応の仕方は可能な限り、聞かれた質問に対する見解をシェアすることです。全ての質問に対してこのような対応をすることはできませんが、一つの案としては:

「わかりませんが、確認してお答えします。でも私もそれ[聞かれた質問]に対して考えていたことがあります。質問に対する答えではないのですが・・・」

「それ(トピック)に対してどう思いますか?」「What’s your view on that?’

「質問に答えられない場合はどうすればいいですか?」

私はこれまでの経験から、あることに気づきました。人は「聞く」ことより「話すタイミング」を常に見計らっているのではないかと思います。

だから質問の意味が分からなかったり、答えられないと考えてしまうのだと思います。解決策はとてもシンプルです。人の話をしっかりと聞く、ということです。

  • 聞く耳を持つ [質問に対して]
  • 深呼吸 [答えることに急がない]
  • 確認Check [質問の理解が正しいか、確認する]

「その質問はつまり、こういうことですか…」

「攻撃的な質問はどのように対応すれば良いですか?」

ほとんどのオーディエンスはあなたの味方です。あなたから学びたいためセミナーやこのような機会に参加しています。ですが、ごくまれに「スナイパー」(これは私達が内輪で言っているニックネームです)がいます。スナイパーは質疑応答の時間を心待ちにしています。

「スナイパー」の特徴は質問をする際の感情移入の度合いが他の人と違う、と見られます。あなたの言ったことに反論したり、矛盾することを言う機会をずっと待っているからです。このようなことがあった場合、あなたの役割は落ち着いて、身構えないことです。

最初のステップは相手の感情的になっているところを「鎮火」することです。他の質問者と同じように扱い、プロフェッショナルかつ正直に質問を答えましょう。「スナイパー」がそれでも攻撃的な質問を続ける場合、明らかに討論をしようとしている場合、あなたには会話をまとめる役目があります。

会話をまとめるためにはいくつかオプションがあります:

  • 疑問を承認し、プレゼンテーション後に個別で話すことを提案する。
  • もし質問が続くようであれば:

「次の質問/テーマに進まなければいけないので…」

これは何回か繰り返し言わなければいけないかもしれません。

  • 「スナイパー」を簡単に鎮火する方法があります:

Listen それはスナイパーの言っていることを良く聞き、理解することです。

同意する 良く聞き、理解し、同意できる点を見つけるのです。スナイパーの言っていることに100%同意できなくても、何か同意できる点を見つけます。経験上、そこまで感情がこもっているということは、質問者にとってとても大事なトピックであり、「聞いて欲しい」という欲求があるからなのです。
スナイパーは「悪い人」ではありません。あなたの言っていることに同意していなくても、その題材について強い考えを持っている人です。相手の話を良く聞き、同意する点を見つけたら、残すは一つです。

一息つく 相手の話を聞き、理解し、同意しました。そして一息つくのです。

これは「休憩」をするわけではなく、相手にこの質問に対し、これ以上言うことがない、と伝えるサインです。

何も言わずに何が起きるか見ていてください。

理解力のある登壇者と普通の登壇者の違いはこのような難しい質問をどう答えられるかにかかっています。

その差別化をするためには:

質問を良く聞く

話すことを全て自分中心にしない

深呼吸

必要に応じて上記を繰り返す

質問の真意を理解する

質問者・参加者に敬意を表す

資料作成時に聞かれる可能性のある難しい質問を想定する

落ち着いて、伝えたいメッセージに集中する

質問をまとめ、次に進む

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執筆者:Business2Community、Maurice DeCastro
掲載はNewsCred出版者ネットワークから許可を取得しています。

【Meltwaterの気になる話題】プレミアムフライデーのビフォー&アフター

本ブログではコミュニケーションズの業務をされている皆様に向けて役に立てていただけるようなコンテンツをブログに投稿させて頂いていますが、これからは定期的に当社提供のオンラインニュースとソーシャルリスニングプラットフォーム「Meltwater (メルトウォーター)」を使って話題のトピックスをニュースとSNSの両方で分析・比較していきたいと考えています。

分析対象のソーシャルメディア、ネット記事分類は以下の通りです。

  • ソーシャルメディア:Instagram, Twitter, Facebook, YouTube, ブログ、製品レビュー、フォーラ ム(掲示板。具体的にはログ速、お悩み掲示板等。)、コメン ト(ニュース記事やブログなどにされているコメント)で公開されているもの
  • オンラインニュース:全世界で250,000媒体、日本は6,000媒体。五大紙(読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞)のネットニュースを含みます)

第二回目の投稿は、2月24日(金曜日)に開始された「プレミアムフライデー」の事後レポートです。
期間は2月18日〜2月25日を「前半」、2月26日〜3月4日を「後半」としてデータを収集しています。

まず、ニュースとSNS上の露出から見ていきましょう。
こちらは若干予想通りで、イベント日が過ぎるにつき、露出も減っています。そして、SNSに比べるとオンラインニュースの露出の数は比べ物になりません。「後半」の3月3日に改めて露出が増えているのはプレミアムフライデー翌週の金曜日であった為、下記のような投稿が多くみられました。

前回の投稿ではセンチメント(ポジネガ分析)のご紹介はしなかったのですが、下記にSNS上でのセンチメントをご紹介致します。投稿数は前半で310,258件、後半では76,916件と投稿数も1/3以下と減っています。

後半ではネガティブのセンチメントが大幅に減り、ニュートラルのセンチメントが増えています。

今年を通してプレミアムフライデーに関する話題の変動を観察するのが楽しみです。

 

 

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