ツイッターのリストをより良い広報に役立てる

毎回ログインするたびに終わりのないツイートの流れに直面し、読むよりも早く新しいツイートがタイムラインの上に表示されるツイッターには時として圧倒させられるときもありますが、PRのプロとして、他のツイッターユーザーとエンゲージするためにツイッターを使わなければいけないことは分かっていると思います。しかし、たくさんのノイズから関係のあるカンバセ―ションを見つけ出すのはかなり手ごわくもなります。今日は、どのようにツイッターリストを使ってツイートされた内容を管理し、貴社のPR活動に直接影響を与えることができるツイッターユーザーとエンゲージできるかについて共有したいと思います。
でもまずは・・・

ツイッターリストとは?

ツイッターリストは似たようなユーザーをまとめることができるツイッタユーザーのグループのことで、そのグループ内のツイートだけをまとめて見ることもできます。例えば、私のお気に入りのライターや媒体をまとめたソーシャルメディアブログとブロガーのリストを作ってあるので、自分のツイッターアカウントからシェアするのに適したコンテンツを探す時に簡単に彼らのツイートにアクセスすることができます。

あなたのツイッターリストは他人に見られたいかどうかによって、公開にも非公開にもできます。もしあなたのリストに入っている人たちに彼らがスーパースターだということを知ってもらいたいのなら、公開するのはとても良いアイデアでしょう。リストに追加された人にはあなたがリストに追加したことが見え、他の人はそのリストを購読してあなたが選んだ人からのツイートを受け取ることができます。顧客やメディア関連の付き合いがある人などのような競合に見られたくない情報がある場合は、非公開のツイッターリストの方がよいでしょう。

ツイッターリストを作るにあたってのアイデア

  1. メディア関係者:最近の貴社が掲載された記事を見て、その記事を書いたジャーナリストを“メディア関係”のリストに追加し、貴社のビジネスについての記事を書いてくれたジャーナリストとの関係を維持しましょう。彼らの通常記事を書く内容が貴社の記事に関連する内容だとすると、会話にエンゲージできる内容や、あなたのオーディエンスと共有できるコンテンツも豊富にあるはずです。メディア関係者との関係をこのように継続することで、あなたが記事にしてほしいストーリーがある時や、彼らが記事を書いているときに信頼できるエキスパートとしてすぐに思い浮かべてもらえます。
  2. I業界ジャーナリスト:競合の最近の露出記事や最近の業界ニュースを検索し、それを書いたジャーナリストを別のリストに追加しましょう。ジャーナリストとも会話にエンゲージするでき、あなたのフォロワーに共有できる関連コンテンツをたくさん持っており、まだ会ったことのないジャーナリストとの関係を築く手伝いにもなるでしょう。また、このグループを地域、関心、過去のやりとり(友好の深いメディア関係者)などでいくつかのグループに分けておいてもいいかもしれません。さらに将来ピッチしたい特定の話題用にリストを作っておいてもいいかもしれません。例えばIPOを控えているとすると、あなたの業界でのIPO関連の記事を書いたジャーナリストをターゲットにしたいはずです。ツイッターから関係をつくり始めることで、あなたのピッチがより歓迎されるかもしれません。ツイッターでジャーナリストに付加価値を提供し、事前に関係を築いておくことを忘れないようにしましょう。
  3. 業界ブロガー:最近では誰でも情報発信ができるようになり、彼らにジャーナリストのように接することで、あなたのストーリーをターゲットを定めて露出するのに有利になります。業界のジャーナリストに関してはこのグループを彼らが取り扱うトピック、イベントで話をするブロガー、どの地域で活動しているか等、もう少し細分化した方がよいかもしれません。これを行うことで、コンテンツの流れを焦点を絞ったものにでき、リストのツイッターユーザーを交流するのかより簡単になります。

ツイッターリストは作ったものの、どうやって使えばいいのでしょうか。

全てはエンゲージメントです。定期的にツイッターリストを見てあなたのフォロワーに向けてツイートに返信したり、リツイートしましょう。特にネットワーク内で専門知識を持った人を探しているジャーナリストやブロガーは注意を払いましょう。ジャーナリストがストーリーに関してさらに情報が必要なときに頼れる人物になる手助けをしてくれます。それに加えて、コンテンツのリーチ数を上げたり、記事のソースを提供したりしてジャーナリストやブロガーへの価値を高めることも忘れずに行いましょう。オンライン上で意味のある関係を築くことでこれから何年もお互いに恩恵をうけることができます。

ブランドジャーナリズム: PRとコンテンツ

私は、オハイオ州クリーブランドで開催されたContent Marketing Worldにて、私の仲間である世界中のコンテンツマーケターを対象にした、コンテンツに関するあらゆる話を聞き、大変感動しました。その中には、最近PR分野で人気のテーマである、ブランドジャーナリズムも含まれています。

ブランドジャーナリズムはTwitterで話題になっていたのでご存じかと思います。さまざまなブログでも取り上げられています。PR Dailyは、「ブランドジャーナリズムは新しいPR」と題したワークショップまで開催しています。このトレンドは、企業にとって「ブランドジャーナリズム」が、営業色の強いマーケティングコンテンツというよりはむしろ、純粋に「情報のみ」で価値を付加したコンテンツを顧客に提供する新たな手法となっている事実を物語っています。そうしたコンテンツを多くの企業が、顧客または見込み客と信頼を築き、専門分野の知識を提供する企業としての評判を確立するために利用しています。

ブランドジャーナリズムとは

ソーシャルメディアの第一人者であるエリカ・スワロー(Erica Swallow、(@ericaswallow)氏は、ブランドジャーナリズムについて、「メディア以外の企業が、その企業のビジネスにおけるソート
・リーダーシップを目的として行うリサーチ、事例紹介、レポーティング」と非常にシンプルに定義しています。企業の新しいマイクロサイトや、アメリカン・エキスプレスのオープン・フォーラムのようなブログに見られるように、一般の人々を対象に、関連性があり、広範な問題を扱い、広く支持されるようなテーマについて、知識提供のみを目的としたコンテンツを掲載することが企業の間で広まっています。

そのため、ブランドジャーナリズムは、時事的なニュースの信頼性や影響力を利用し、競争上の差別化を図る目的で、間接的に企業のストーリーを語ることであると考えられます。企業は社内で作成した広告や記事を、よりオーディエンスを中心としたものの見方のできるブランドジャーナリストに持ち込んでいます。以前はソーシャルメディアマネージャーが一人で企業のTwitter、Facebook、ブログのプロフィールを手がけるというのが典型的でしたが、今では新たにブランドジャーナリストやコンテンツライターが企業のブログやウェブサイトのコンテンツを執筆し、おそらくはFacebookのページに長文の投稿も受け持っていることでしょう。それが貴社のPRメッセージやオンライン上のプレゼンスを拡大するためのもう一つの方法なのです。

それでは、何をブランドジャーナリズムの目標とするべきでしょうか。

1) 特定の商品やサービスを直接宣伝するのではなく読者やフォロワーに価値のあるものを提供すれば、彼らは応えてくれます。言い換えれば、これは「あからさまに売り込む」のではなく、情報を提供して読者やフォロワーから信頼を得る方法なのです。うまくいけば、ニーズが出てきた際に貴社が販売している製品の購入を検討してくれる可能性がはるかに高まるでしょう。

2) オーディエンスの関心事を心得たジャーナリストのようになりましょう。彼らのために、彼らに向けて書くのです。そして、いつでもできる限り多くオーディエンスと情報をやりとりしましょう(例えば、ブログのコメントやツイートへの返信など)。

3) 5Wに答えましょう。

Who:貴社のオーディエンスは誰なのか。なぜ、それが彼らにとって重要なのか。

What:あなたが語るニュースは何なのか(言いたいことをすぐに明確にする)。

Where:その話で重要であれば、場所はどこか。

Why:あなたが伝えようとすることに、特定のオーディエンスが関心を持つのはなぜですか。記事の中で、なぜ関心を持つべきなのかを示す。

How:それはどのようにして生じたのか、またはあなたのオーディエンスはどのようにそれを達成できるのか。

4) 貴社のコンテンツは会社の戦略的目標と結び付いているべきです。言い換えれば、あなたが書くものは、全般的な会社の目的をある程度反映していなければなりません。

ブランドジャーナリズム + ストーリーテリング = 読みやすく、語ることができるコンテンツ

物語を書くことについて深く切り込むと、目標は単なる顧客ベースの構築ではなく、顧客との関係の構築になります。このような関係は継続し、顧客のロイヤルティの確立につながります。

Journalismブランドジャーナリズムとは、貴社ブランドの物語を語ることです。それは顧客と会話をすることであり、ただ事実を並べるだけでなく、 語ることのできる実際の物語を提供することです。物語は実話であり、実在の人々が実際に行っている事柄が詰まったものでなければなりません。実話は、読者の信頼を獲得し、読者を裏切りません。バランスが取れていて、事実に基づいており、タイムリーで、何よりも読者の心をつかむ物語でなければいけません。それは、明確なビジョンを持ったプランニング、鋭いメッセージ、リサーチ、明確に定義された目的といった、戦略的PRやマーケティングコミュニケーションの中核を成す要素をジャーナリズムに結び付けます。

これらの目標をすべて念頭に置けば、貴社のブランドジャーナリズムは、より多くの情報を得るためにこまめにアクセスしてくれる望ましい顧客を惹きつけることができるでしょう。彼らを貴社の忠実な支持者にすることこそ、この新しいかたちのコンテンツであるブランドジャーナリズムの最終的なゴールです。

(詳細は、新たなソーシャル時代におけるブランド支持者 とその重要性に関する記事をご覧ください。)

より良い広報のための5つのステップ

60秒の映像でお伝えする: より良い広報のための5つのステップ

広報活動における最善のヒントとは、簡単でしかもわかりやすく、役に立ってしかも面白いものです。もし広報を改善できるアドバイスを5つ挙げるとしたら何だろうと自問してみたところ、もしきちんと実行すれば成果の向上についながる5項目のリストが、すぐに浮かんできました。幸い、私のリストは「役立つ」要素はカバーしているものの、面白みと分かりやすさに欠けていたため、PRビデオにまとめるのがふさわしいと思いました。

「面白くて」「わかりやすい」要素の部分は、同僚のレズリーに頼んで、広報活動を小さなドングリにたとえた魔法のお話をするお手伝いをしてもらいました。もし1分間の楽しいビデオでより良い広報につなげたいとお考えでしたら、是非このビデオをご覧下さい。

より良い広報のための5つのステップ

より良い広報のための5つのステップのリスト

リスト好きの方向けには、ビデオの内容を以下にテキスト化しておりますので、こちらもご覧ください。

  • より良い広報のためのステップ1 – PR手段を決定する
    PRプランの策定に当たっては先ずメッセージの伝達対象と伝達チャネルを理解することから始めましょう。誰にどうやってリーチをしたいのか、というポイントです。
  • より良い広報のためのステップ2 – 準備をする
    ただ考えを記者に投げることからスタートすればいいということではありません。きちんと計画を立てて準備をしましょう。まず、あなたのストーリーにはニュースバリューがあって、あなたが伝えたい相手やそれを伝えるためのチャネルあなたのターゲットや媒体にとって興味深いものかどうか確めてみましょう。
  • より良い広報のためのステップ3 –たくさんのストーリーを話す
    いいニュースストーリーはひとつではなく、複数用意しておくのがベターです。一つのストーリーだけに頼らず、一度にたくさんのストーリーをピッチできるようにしましょう。
  • より良い広報のためのステップ4– フォローアップ
    ニュースを発信したからといって待っているだけではいけません。仕込みが大切です。ジャーナリストやインフルエンサーにフォローアップをしましょう。
  • より良い広報のためのステップ5– 記事化につながらないものがあっても動揺しないこと
    全てのピッチがうまくいくとは限りませんし、それでいいのです。何故なら、ひとつのストーリーだけに頼らなくてもいいように複数のストーリーを持ち込んでいるわけですから。たとえ一つぐらい埋もれてしまうものがあったとしても、、他のニュースが拾ってもらえるはずです。