ソーシャルメディアとパブリックリレーションズ、どっちがどっち?- By Leslie Nuccio

ソーシャルメディアとパブリックリレーションズ、
どっちがどっち?

PRはいつの時代においてもソーシャルなチャンネルでした。新聞や雑誌といった伝統的な媒体においてあなたのブランドが言及されることに大きな意味があると考えられていた理由のひとつは、ニューヨークタイムズのような媒体におけるインプレッション数は単にあなたのブランドを目にした人の数のみを意味するものではないからです。その目は口をもった人間の一部であって、その口を通じてクチコミは広がっていくものだということが、アーンドメディアを幾何級数的な広がりのあるパワフルな存在にしたのです。
同じ意味において、ソーシャルメディアはメディアの中で最もPRに適したものと言えるでしょう。レポーターのような仲介者を通じてあなたのブランドの価値をパブリックに広めてもらう代わりに、あなたの会社のソーシャルメディアマネージャーがメガホンとなり、リアルタイムで直接、パブリックに語り掛けることができます。
広報のプロたちはソーシャルメディアの揺籃期以来、それは広報活動に様々な問題や混乱を生じさせるものであると言ってきました。メッセージ内容をコントロールすることに慣れた従来型のPRのプロがまず問題と考えたのは、メッセージを一方的に発信する伝統的なPRのスタイルから離れて、対話型のソーシャルメディア時代のPRモデル(social media dialogue marketing model)(social media dialogue marketing model)に移行するという点でした。そしてオンライン・インフルエンサーブランドファン市民ジャーナリストを見つけよう、といった記事を目にするようになると、伝統的PRとソーシャルメディアとの境界線はますます曖昧なものとなりました。

しかしそれは驚くべきことではありません。そして、ソーシャルメディアサイトとソーシャルマーケティングにおける規律が次第に整ってくると、今度は、ソーシャルメディアマネージャーの時代は終わったのか、といった議論を経てソーシャルメディアのチャネルと戦術を使ったPRを目にするようになりました。またソーシャルマーケティングのマネジャーたちも、ブレないメッセージを伝えられるようになってきました。ソーシャルPRおよびソーシャルマーケティング分野における規律は、その根底の部分においてコンテンツマーケティングの規律であると言えるでしょう。結局のところ、私たちはそれらがしっかり受け止められることを期待してコンテンツを世の中に発信するわけですが、それがアーンドメディア上であれオウンドメディア上であれ、コンテンツマーケティングの力によって、あなたのブランドの印象はあなたがターゲットとするソーシャルコミュニティ内においてさらにポジティブなものとなります。

これから先の5年間でソーシャルメディアとパブリックリレーションズの関係はどうなっていくでしょうか。私の見るところ、市場がさらに成熟して人々がチャンルはあくまでもチャネルだと認識するようになるに連れて、より大きなマーケティングと事業目標にフォーカスすべきだとの理解が進み、この二つは点線で分けられるような関係になるか、「ブランド」や「コンテンツマーケティング」のようなもっと大きなカテゴリーの中に落とし込まれていくのではないでしょうか。

著者:レズリー・ヌッチオ
レズリーは人の力、ダイアローグマーケティングの魔力、そしてサルでも広告をもっと説得力のあるものにできるという考えを信じる、ソーシャルメディア&コンテンツマーケティングの専門家です。

コンテンツマーケティングをスタートするための7つのヒント

最強のコンテンツマーケティングプログラムは
7つのステップで

どうすれば良いコンテンツマーケティングが始められるか、お悩みですか?以下に挙げる7つのステップでそのプロセスがわかります。写真のハンサムな男性をご覧になったら、このプロセスには、パイプを蒸すというレトロな味わいの8番目のプロセスまで含まれているのか、といった誤解を生んでしまうかもしれませんが、実際のところ、コンテンツマーケティングの活動にパイプは不要です。ネクタイやタイプライター、そしておそらくサスペンダーも必要ではありません。

1) コンテンツマーケティングのビジネス目標を設定する

良いコンテンツマーケティングのプログラムには、他のマーケティングプランと同じように、プロジェクトを始動する前に既に明確なビジネスゴールが備わっているものです。ビジネスの手掛かりを見つけたいのか?ブランド認知度を向上させたいのか? 新しい考え方の提案という側面で業界のでリーダーとして認識されたいのか?コンテンツを書き始める前に、何が一番重要なゴールなのかを考えましょう。もしそうでなければ、ROIにおけるRの部分が見つからなくなってしまいます。結局のところ、どのような成果を得たいのかを明確にしておかなければ、それを達成することも測定することも難しくなってしまいます。 (このトピックにさらにご興味のある方はソーシャルメディアROI に関する記事もご覧ください。)

2) コンテンツマーケティングのキーワード戦略を設定

ソートリーダーシップを提供するためだったり、ソーシャルシェアを高めるためだったり、ビジネスにつながる仕組みをを作るためだったり、私たちは様々な理由でコンテンツを書きます。オンラインコンテンツの自然な流れとして、それはサーチエンジンによる検索の対象となります。従ってコンテンツマーケターの皆さんにとっては、SEOに関する実務的な知識をを有していることがとても重要となります。オンライン上に掲載するコンテンツは、お金を掛けずトラフィックを向上させるもう一つの入口になるかもしれません。ですから、発信する前にキーワードサーチを忘れず行いましょう。だからといって、キーワードを中心にコンテンツを書くべきだとか、これでもかというレベルで記事を詰め込むべきだと言っているわけではありません。むしろ、あなたが書くものすべてにきちんと考えられたキーワードが使われていること、そしてより大きなキーワード戦略につながっていることが理想的であると申し上げたいのです。

3) コンテンツを書き始める

とにかくまず書いてみましょう。ブログのコンテンツはコンテンツを流してどういう結果になるかを知るとても簡単な方法です。Tim Robbinsならばともかく、あなたの書いたものすべてがこれまでになかったような独創的なコンテンツでなくても構いません。とはいえ、コンテンツのためのコンテンツになってしまうのも良い考えだとは言えません。もしアイデアに困っていたら、あなたの業界内で人々がどんなことを話題にしているのかに目を向けて(ソーシャルリスニングツールを使うと便利です)、そこにあなたの考えを加えてみましょう。

4) コンテンツを企画する

時として何を書こうか考えるのは難しいことです、すでにコンテンツマーケティングプログラムのゴール設定や効果測定等に時間を取られている場合は特にそうです。そして、もしあなたが唯一のライターなら、自分が発信するものばかり読んでいると、うんざりしてくることもあるでしょう。 その意味で、様々なコンテンツの収集・整理をもとに企画を立てることは優良コンテンツをあなたのオウンドメディア上にキープし、同時に業界内のインフルエンサーと関係を築くための素晴らしい方法です。最近素晴らしいコンテンツを作成しているのは誰かを見てみましょう。そしてそのコンテンツを出発点にあなた自身のコンテンツにつなげるのです。元にしたコンテンツについてはきちんとそのソースを明確にし、あなたのコンテンツをソーシャルメディア上で公開する場合は、もともとの作者を@付きでメンションしましょう。これはインフルエンサーとエンゲージし、その人をいい気持ちにさせ、且つあなたのターゲットともなるフォロワーのいる人物層からのRTも増やせる、とてもよい方法です。よいコンテンツマーケティングプログラムにはきちんとしたコミュニティマネージメントとインフルエンサー戦略が不可欠です。

5) 自らのコンテンツを楽しむ

ビジネス目的で書くものが退屈でなければいけない決まりはありません。もし、自分が書いたものをつまらなく感じているのなら、それを読んだあなたの顧客はどう反応するでしょうか。自分がお客様目線に立って何が読みたいかを考えて、それを参考にしましょう。あなたが書くもののすべてがためになる、有益なものである必要はありません。Buzzfeedの人気に裏付けされているように、人はシンプルなエンターテイメントにも大いに価値を見出します。

6) コンテンツのマーケティングをする

悲しいことに、あなたのコンテンツは勝手にマーケティングされることは無く、良いコンテンツマーケティングプログラムと言われるものには必ずマーケティング計画が必要です。一度コンテンツを作成したら、掲載して、マーケティングしましょう。社内の人にソーシャルメディア上でシェアしてもらい、自分でシェアするのもお忘れなく。また、似たようなコンテンツを掲載しているWebサイトを探して、あなたがコンテンツを発信したことを知らせましょう。優良コンテンツを探しているブランドがあふれているため、あなたとそれらのブランドのサイトがより多くの読者を獲得するためにも、きちんとした共生的関係を築いておくのが賢いといえます。(よろしければ、次の記事もご覧ください。 online influencers for PR, how to find online influencers)

7) コンテンツマーケティング活動の評価をする

これでサイクルを一周しました。コンテンツマーケティングの目標は達成できましたでしょうか。コンテンツマーケティングの効果はどの投稿が一番ソーシャルシェアをかせいだのかを見れば明らかです。結局、すべてのソーシャルシェアはアーンドソーシャルメディアであって、それはソーシャルメディアマーケティングの主たるゴールです。もしかするとあなたは実際のビジネスリードにつながったかどうかで評価しているかもしれませんが、いずれにせよどのコンテンツがベストなのかを見て、その情報を今後のコンテンツ作成のための活動に活かしていきましょう。