ソーシャル キャンペーンのプランニングやインフルエンサーとの関係構築にどっぷり浸かる日々を過ごしていると、私達は普段使っているツールがいかに新しいものであるかを忘れがちです。LinkedInは2002年に設立されましたが、記事共有のための出版社向けプラットフォームが公開されたのは2014年のことです。2004年に設立されたFacebookが大学以外で広く普及に至ったのは2008年のことでした。2006年に開始されたTwitterは、2007年3月にデジタル知識人の間でヒットしたものの、その数は一般人と比べごく少数に限られていました。Instagramはどうでしょう?2006年、オデオ社(Twitterの創設会社)でインターンをしていたケヴィン・シストロムが、Instagramを立ち上げたのは2010年ことです。毎日使うプラットフォームはこれだけではありませんね。Pinterestが開始されたのは2010年のことですし、Snapchatは2011年の後半までエヴァン・シュピーゲルの目の中の小さな輝きでしかなかったのです。

デジタルマーケティングの関係者がブログ投稿(ブログは少なくとも22年前から存在します)の枠を超える取組みにシフトするにつれ、私達のKPIも同様に変化してきました。フォロワー数を増やす、「いいね」を取得する、および共有を行う(ひいてはもちろん、オーディエンスを増やしていく中でデータを記録する)ことは重要でしょう。しかし、ページビュー、クリックスルー、コメント、リツイート、「いいね」、そしてフォロワーの数を測定する際、私達が認識しておかなければならないのは、ワークフローにおけるこれらの戦術は必要ではあるものの、それ自体はビジネスの目標(あるいはその一部)ではないということです。

マーケティング関係者としての本質的なビジネスの目標は、ブランドに機会と収益をもたらすことにあります。マーケティングの「3C」には深く立ち入りませんが、マーケティングの仕事は、自社を象徴し、競合を分析し、コミュニティを明確にすることです。私達がデジタルツールの活用において成熟するにつれ、KPIへのアプローチも共に進化する必要があるのはこのためです。また、人々にブログ投稿を読んでもらう以外にも、どんな行動をとってもらいたいかを考慮すべき段階にも突入しています。だからこそ、行動を誘引するメッセージをそれぞれのブログ投稿に関連付けることが必要なのです。電子書籍のダウンロードや次回のウェビナーへの参加を求める具体的なメッセージでもいいですし、別のブログ記事を読むよう促したり、LinkedIn、Twitter、またはFacebookの投稿記事を共有するよう求めたりするシンプルなものでもいいでしょう。

Twitter、Instagram、またはFacebookでフォロワーを獲得したら、彼らに何を求めますか?投稿を共有またはリツイートしてもらいますか?それとも、オンライン上でコミュニティを形成して、コメントのやり取りや交流をしてもらいたいですか?どんなタイプのフォロワーが欲しいでしょうか?フォロワーの職業または余暇の過ごし方にこだわりますか?それ以外に何か大切な特性はありますか?そして、あなたのソーシャルメディアオーディエンスが自社の販売目標と一致することを確実にするにはどうすればよいでしょうか?葦の中に深く入り込んでいるのに、オーディエンスがカスタマージャーニーを今にも始めようとするときを知るにはどうすればよいのでしょう?

これらの問いに対する答えを見つけさえすれば、ソーシャルメディアキャンペーンを開始するのに最適な場所は、あなたのオーディエンスがいる場所へ行くということです。そうです、ソーシャルメディアキャンペーンとは、単にリツイート、フォロー、またはコメントのみではなく、それら全てを含むものなのです。ビジネスの目標を考慮に入れるキャンペーンもまたその1つです。

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執筆者:Meltwater、 マイ・リー